SDGsへの取り組み

新渡戸文化学園では、学園をあげてSDGsに取り組んでいます。

子ども園から短期大学まで、子どもたち起点のSDGs活動を積極的に推進しています。

子どもたちの「やりたい」という思いを形にする仕組みが本校には整っています。

01

檜原村プロジェクト

東京都檜原村を舞台に、学生と保護者の2世代と自然とをつなぎ、6次産業化を視野に入れた、未来の里山のあり方を考えていくプロジェクトを推進しています。
具体的には、3つのプロジェクトが動いています。
①耕作放棄地の開墾からオーガニックコットンの栽培、糸紡ぎから加工・染織、商品化
②檜原村名物の「ヒノジャガ」を育て、ジャガイモアンのおやきを作成し、地産地消の新商品の開発
③薪や炭、堆肥利用目的の里山から、果樹の植林へ変更。果実の食品加工による6次産業化

この社会における一番の消費者である都心で生活する大人や、子どもたちの日常から自然環境は遠い存在です。
まずは消費者と自然をつなぐことを重視しています。
そして、持続可能な社会に向けて、値段と大量消費の便利さではない、エシカルな物差しによる次世代の消費意識の変容を目指しています。

活動においては「楽しさ・美味しさ・心地よさ」を重視しています。
「楽しさ・美味しさ・心地よさ」を通じて、自分たちの消費を支える自然資本の重要性や、かつての里山のあり方などの学びを掛け算させた設計をしています。

さらに、次世代型里山利用の開発と提案を掛け算させるために、オーガニックコットンプロジェクト、地産地消の商品開発、次世代型里山管理の体験をデザインしています。

この活動は学園の生徒たち全てに開かれており、どなたでも参加可能です。
また地域のNPO法人や子どもたちも参加しており、1つの学校にとどまらず、この活動を社会に開いた活動として今後も展開していきます。
プロジェクトが成功するかはまだ未知数ですが、実社会での実践はなによりの学びとして生徒たち保護者達に残っていくと考えます。
この取り組みが評価され、環境省「第7回 グッドライフアワード」環境大臣賞を受賞しました。

02

「種まき~収穫~いただきます」まで全てを体験 子ども園

子ども園の園庭には、子どもたちの大好きな畑があり、多種類の野菜を育てています。
園児が収穫した野菜は栄養士の先生に調理してもらい、みんなでいただきます。 給食室では、大根の葉っぱをお味噌汁に入れたり、人参の皮やキャベツの芯を出汁として使ったり、甘夏のジャムを作ったり、素材を使い切るための様々な工夫を凝らしています。
秋には校外のさつまいも農園で収穫をし、自然の恵みに感謝する心を育てます。

03

コンポストの取り組み 子ども園

コンポストとは、生ゴミや雑草を使ってつくる堆肥のことです。給食の残りをコンポストに入れると、「びせいぶつくん」の働きによって「まほうのつち」つまり堆肥にしてくれます。
コンポストを混ぜたプランターと、混ぜないプランター、それぞれで育ったミニトマトはどちらが甘くなるかな?
給食の残りや雑草、落ち葉などのごみが実際に堆肥になる、堆肥の有無で味も変わる、一連の流れを子どもたちが体験し、残食を減らそうというアクションに繋げます。

04

歯ブラシ回収プロジェクト 小学校

小学校5年生が自分たちで立ち上げ運営している「グッドアクションクラブ」。
その中で行った「歯ブラシ回収プロジェクト」は、朝日小学生新聞にも取り上げられました。
全校に呼びかけ、使用済み歯ブラシを集め、プラスチック再生企業に提供しています。

05

係活動×SDGs! 小学校

今まで実施されていた係活動、そこにSDGs目標を紐付けました。
例えば「保健係はNo.3全ての人に健康と福祉を」に当てはまるなど、自分たちの身近なところをちょっと見直してみることで、やがてそれが世界のためになるということを実感するために、SDGs目標に自分たちの係活動を貼り付けて実践しています。

06

身の回りの「木」について探究しよう 小学校

小学校3年生は学校の周りにある木をリサーチ。
木に触って、木で遊んで、葉や花を集め、感じたことわかったことをまとめ、新潟県南魚沼市の高校生とオンラインで繋がって発表しました。
また、南魚沼市の高校生から木や自然について教えてもらい、地域によって木や自然が異なることを実感できました。

07

自分のオリジナルSDGsマークを作る!! 小学校

SDGsって何だろう?
自分が好きなこと・得意なことからとにかく何か始めてみよう。
それが育ってみんなを幸せに出来ると最高だよね。そんな声から始まったクラス内のミニプロジェクト達。
自分たちのプロジェクトは、クラスや世界をどんな風に変えるだろう。
既存のSDGsに当てはまらないと感じた時には、iPadのスケッチアプリでオリジナルマークを作成しました。
これからの活動にご期待下さい!

08

廃材でおみやげを作ろう!プロジェクト 小学校 VIVI STOP

小学校4年生が、廃材を使って「おみやげ」を制作。「ひと と 地球 の未来を描く」をビジョンに掲げ、様々な社会課題の解決を目指す株式会社Innovation Designが渋谷にオープンしたポップアップショップ「haishop」に、4年生が制作したおみやげが並びます。
「大人と子供」という概念を捨て、子どもたちを中心に、モノファクトリー、haishopが共同で、「不要になったモノを長生きさせるアイディア」を生み出し、販売します。最終的にはそれらの売上の活用方法を共同で考えます。
様々な廃材を使ってアート作品を制作し、それが「おみやげ」として自分自身へ、もしくは誰かの大切な人へ、これからも大切にされるモノに生まれ変わる。そんなサイクルを目指します。

09

SDGsアフター部 アフタースクール

中学生のソーシャルアクションに影響を受けて、友だちや家族にもっとSDGsを知ってほしいという想いからアフタースクールの時間に自発的に生まれました。
SDGs新聞づくりやオリジナルキャラクターを考案、いらなくなったTシャツでエコバックも作りました。今後はプラスチック問題に取り組みながら、環境にやさしいカフェプロジェクト進めていきます。

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「森林破壊をSTOP」が2020年FSCアワード金賞受賞! 中学校 高等学校

FSCアワードとは、国際的森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council®)の普及啓発を行うFSCジャパン様による、森林保全のためのアイデアコンテストです。今回のテーマは、「身近で出来るFSCマークの普及アイデア」。
絵本でFSCマークを広め動植物と共生できる未来を提案した、新渡戸文化中学校のチーム、Nitobeアイビーズのアイデアが、2020の金賞に選ばれました。
FSCマークについての絵本を作り、読み聞かせのワークショップを開催。絵本のグッズも作って、その売上を活動費やFSCへの寄付として活用します。
Nitobeアイビーズは、FSCジュニア・アンバサダーとして2020年の1年間FSCマークの普及活動に取り組みます。

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ゴミ問題プロジェクト 中学校 高等学校

生徒有志で、多摩川の清掃活動やウォーターサーバーの設置プロジェクトを開始しています。
地元団体や企業による多摩川清掃活動に参加し、その様子を学外オンライン説明会にてレポート中継します。

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地産地消のパン作りプロジェクト 中学校 高等学校

生徒有志で、材料の栽培から全て手掛けるパン作りを発案中です。 高校校舎屋上のプランターにて栽培した果物を使ってパンを作り、将来的に新渡戸祭で発売、その経過をポスターや動画にて発信できたらと今から企画しています。

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食物栄養の短大生×中野区とコラボ 短期大学食物栄養学科

食物栄養学科では、中野区との連携事業にて、「食品ロス」対策事業を実施しています。
栄養士を目指す短大生が食材を無駄にせずに、美味しく食べきるためのフードロスレシピを考案しています。
創刊号から協力している、中野区発行の「もったいないをなくそう!ごみのん通信」で中野区民の皆様に発信されています。
2020年度は、まるごと食べきる!をテーマに、キャベツ、レタス、大根、白菜を捨てずに活用する料理を考案しました。ごみを減らし食べきる、簡単で美味しいレシピで廃棄部分も有効活用し、「つくる責任、つかう責任」のアクションに貢献しています。

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がん検診の普及・受診率向上のための啓発活動 短期大学食物臨床検査学科

臨床検査学科では、中野区と協働し、がん防止に関する様々な啓発活動を実施しています。
ピンクリボン運動月間キャンペーンの一環として、中野駅周辺にて学生と教員がピンクリボン活動に参加したり、また、中野区役所内にて、学生と教員が口腔内細胞観察体験やがん細胞の観察・説明も行っています。

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エコバッグ導入 学園

レジ袋有料化に合わせ、学園では4種類のHappiness Creatorロゴが入ったエコバックを制作・導入をしています。大きさや色を2種類ずつ用意し、買い物や通学など、様々なシーンで活用できるバッグです。
子どもたちや保護者、教職員からも大人気です。

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オリジナル竹紙ファイル制作 学園

書類を綴じたり受け渡しする際に必須とも言えるクリアファイル。
こちらを、環境に優しい竹紙を使った学園オリジナルファイルに切り替えました。
耐久性にも優れ、中身も見えてとても便利。
裏面はなんと、新渡戸文化高等学校の美術コースの生徒がデザインしたものです。

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乾パンレシピコンテスト実施 学園

学園は、園内に備蓄してある賞味期限切れ間近の乾パンを有効に活用するため、学園内の生徒を対象に、乾パンを配付しレシピコンテストを開催しました。
地域の避難場所に指定されている学校や企業・大型店舗では、5年サイクルで有効期限となる大量の備蓄食料品の活用や書分が課題になっています。食品ロスや廃棄物削減が求められる中、学園の取り組みやレシピが他の学校や企業の参考になればと考えています。

持続可能な開発目標SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。