学園の7つの強み Strength

1全ての主語は子どもたち

全ての主語を子どもたちに、子どもたち主体の学校運営をしています。
新渡戸文化学園の子どもたちは、”将来自分が社会を少しでもよくできるかもしれない”という期待感や希望を持って大人になって欲しいと思います。
子どもたちにとっての社会は学校ですので、学校を自分でより良くできた、楽しくできた、このような実感を持つために、学校運営をなるべく子どもたちに任せることを大切にしています。

photo by Hiroshi Takaoka

2非認知能力を育む教育

新渡戸文化学園は、非認知能力を大きく育む学校です。
非認知能力は、目標に向かってやり抜く力、コミュニケーション力、感情をコントロールする力など数値に表しにくい力です。
非認知能力を鍛えるためには「学ぶ目的」を持つことが何より重要です。
学ぶ目的は人生で自分だけが勝ち抜くことではありません。「誰かを幸せにするために学ぶ」ことを伝えています。

3国際人としての人格教育

学園初代校長の新渡戸稲造先生は、日本を代表する傑出した国際人でした。
新渡戸先生は、著書「武士道」において日本人の精神性を世界に発信され、当時のアメリカでのルーズベルト大統領やエジソンなども本を手にし、世界的なベストセラーになりました。
新渡戸文化学園では、国際人としての人格、日本人アイデンティティーを同時に形成することを大切にしています。

4社会に開かれた学校

学園では、リアルな社会を題材として学ぶことが基本です。
実際に社会で起きているリアルを経験し、自分がコミットしたい目標は何か?笑顔にしたい人は誰か?を探していきます。
そのために、多様な社会人が学習に参加します。
社会人が学校に参加する数としては、日本最大級の規模であります。

5多様で個性ある教職員

学園の教職員は、多様なバックグラウンドの魅力的な人間が集まるダイバーシティなチームです。
公立/私立出身の教員、社会人を経ての教員、海外留学のある教員、全国を講演で飛び回る教員、元プロスポーツ選手の教員などが続々と集まってきています。
また学園の教員は、自らの知見を広く世に伝え、日本の教育全体をより良くすることを目指しており、講演・取材等に多数の実績があります。

6ペアレンツサポート

新渡戸稲造先生が校長就任時に書いた教職員心得では、「親心」という言葉が一番最初に出てきています。
その理念を大切に、学園では、”保護者の皆様を支える”ことを使命としております。
保護者を支えることで子どもたちの学びや生活もより良いものになります。

7食育

新渡戸先生は農学博士でありました。
そのルーツから、学園では食をとても大切にしています。
子ども園からのランチは全て学園で手作りをします。
和食を中心としたランチを食べることできちんとした味覚と好き嫌いがなくなることが自然と身についていくことは、人生にとって非常に大きなことだと考えています。