街路樹の葉も色づき始め、すっかり秋めいて参りました。
秋の木の実や落ち葉などを集め「自然との出会い 素材探求③」と題して、子どもたちに秋の自然物と触れ合ってもらいました。
始めにどんぐりを全員に配り「どんなにおいかな?」「触った感じはどう?」「振ったらどんな音がする?」など問いかけてみました。
「おひさまのにおいがする。」「なんのにおいもしないよ。」「さわったらつるつる!」「カタカタ音がする!」など、自分たちの発見に大興奮の子どもたち。
「このどんぐり、皮が割れてる!」新しい発見はすぐに共有されます。早速みんなでどんぐりの殻を割って中を見てみました。
「ナッツ?」「おいしそう。」
つづいてクヌギや他の木の実も次々に割ったりつぶしたりしていきます。
美味しそうな中身は、実は渋くてこのままでは食べられないことを伝えると、ちょっと残念そう。
ミラーシートや黒画用紙、色セロハン、プチプチシートなども広げて「遊んでいいよ」と声を掛けると、いつの間にか制作タイムの始まりです。
「塗りたい!」との声から、ポスカも登場しました。
さらに、1人のお友だちが色セロハンを使い「あめ」を作り出すと、みんなで「あめづくり」が始まりました!
今度はこの「あめ」を使って楽しい遊びをしようと計画中です。
探求作業を見事に表現に結び付け、どんどん発展させていく子どもたちの感性のすばらしさ!
こういった経験が、自分でものごとを調べて本質を知る力や、一から何かを作り上げる力など、生きる力の芽になってくれればと考えています。
とっても楽しかったね。
明日も楽しいことがいっぱい待っていますよ。
(年少組チーム担任 武藤)