昨夜の雨が嘘のように晴れ渡った青空に恵まれた今日、待ちに待ったサマースクールを行いました!
お気に入りのTシャツや甚平、かわいい浴衣に身を包んだ子どもたちは、気持ちの高ぶりを抑えきれない様子です。
まずは年少組とぱんだ組、こあら組のお友だちが「ジャブジャブ音頭」を踊ります。
コロン禍のためこれまで各地の夏祭りが中止となり、盆踊りを初めて踊るお友だちも多くいます。
久しぶりに、夏らしい行事を体験してもらえるようなりました。
踊り始めは緊張気味だった年少さんも、保育者を真似て踊るうちに興が乗ってきたのか満面の笑みです!
とっても上手に踊れましたよ。
続けて年中さんが「月夜のポンチャラリン」、年長さんが「東京音頭」を次々と踊りました。
元気に踊った後は「遊び」の時間です。
「カプラの部屋」「レゴブロックの部屋」「ボールプールの部屋」「制作の部屋」から自分の遊びたい部屋を選び、そこで時間の許す限り思いっきり遊びます。
さあ、どこの部屋に行こうかな。
「制作の部屋」では、「ちょうちょ」「すいか」「ひまわり」の制作や「スライム」遊び、「大きな模造紙での自由画」から好きなものを選んで、自由に遊べます。
「ここは、どうやるの?」「ここはね。こうやって…。」年長さんや年中さんが、年少さんに作り方を教えてあげる姿も見ることができましたよ。
レゴブロックの部屋では、いつも使えない年中さん、年長さん用のレゴも使って遊ぶことができます。
みんな集中して、誰もいないのかと思うほど静かに遊んでいました。
今回のサマースクールの企画は、職員のプロジェクト保育グループ研修会から生まれました。
子ども園ではデイリープログラムなどが充実しており、様々な知的刺激を受けることができますが、その反面、子どもたちは思いのほか忙しく、以前からもっと自分がやりたい遊びを心ゆくまで遊びこむ時間を持たせてあげたいとの保育者の思いがありました。
また、コロナ禍のためにすたれていた異年齢間の交流の時間を設けることで、お兄さんお姉さんへのあこがれや、自身の成長への期待を高め、子どもたちの育ちを促したいとの思いもありました。
この2つを満たすことができ、さらに久しぶりに夏の行事や風習に触れ、日本の伝統文化と季節を感じてもらえる機会として、今年度のサマースクールは誕生しました。
子どもたちが真剣に遊び、心から笑う姿を見ることができ、私たち保育者もうれしい限りです。
これからも、子どもたちが心から楽しめるイベントを考えて参ります。
楽しいことがいっぱい待っています。明日も、みんなのかわいい笑顔に会えるのを楽しみにしていますよ。
(年少組チーム担任 武藤理恵子)