春風が吹く中、青空の下では思いきり園庭を駆け回る子どもたちの姿が見られております。
最近、年長組の子どもたちからこのような声が聞こえます。「今日もリレーごっこしようよ!」「いいね!一緒にやろ!」「僕も/私も入れて!」と子どもたちは外遊びに行くとリレーごっこをして遊ぶ姿が多く見られるようになりました。
昨年度の運動会で、年長組のお兄さんやお姉さんが1つのバトンをみんなで繋いで一生懸命に走っている姿を、「かっこいいね」「僕たちもはやくリレーやりたいね」とリレーに興味関心を持っていた子どもたち。そんな子どもたちもいよいよリレーごっこができるようになりました。
はじめは順番もバラバラで、誰が誰と走るのかも確認しないままただ走ることが多かった子どもたちも、今では順番を守り、走る前にどのお友だちと一緒に走るのかを確認してからリレーごっこをスタートするようになりました。また、負けてしまったときには悔しい表情を浮かべていることもありましたが、今では勝っても負けても全員が全力で最後まで諦めずに走ることが出来ている為、子どもたちはバトンを最後まで繋ぎ切ったことに達成感を感じているようで、みんなで「頑張ったね!」「楽しい!もう1回みんなで遊ぼ!」「次は勝つぞ~!」と笑顔で会話をしておりました。
なぜ、子どもたちが順番を守り、一緒に走るお友だちの確認や最後まで諦めないで走ることが出来るようになってきたのかというと、以前、私たちから子どもたちにこのようなことを問いかけました。「みんな、リレーは1人で走るのかな?」「順番を決めないとどうなるのかな?」「リレーには勝ち負けはあるけれど、それでお友だちのせいにしたり、途中で諦めるて遅く走ることはどうかな?」等といくつか子どもたちに話すと、子どもたちは「みんなの気持ちを1つにして走る!」「勝っても負けても、追い越されても諦めないで走る!」と自分たちで考え、その後、子ども同士でも伝え合いながら楽しく遊んでおりました。
また、リレーごっこをしている時に、転倒をする子どももおりましたが、それでもすぐに立ちあがり、ゴールを目指して全力で走る姿が見られ、子どもたちの諦めない姿が早速見られておりました。
リレーやその他の活動を通して、仲間と協力する経験を積み、これからの成長につなげていきたいと思います。
明日も笑顔が素敵なみなさんに会えることを楽しみにしております。
(年長組チーム担任 三並)