10月も後半に差し掛かり、朝夕の空気の冷たさを感じます。

先日久しぶりのデイリープログラム『クッキング』を行いました。今回はお米について、実際にお米屋さんに来て頂き、稲穂が出来るまで、稲から白米になるまでの過程についてお話をしていただきました。

子どもたちは1人1本の稲をもらい、粒を1つずつバラバラにし、もみ殻を剥く作業を行いました。お米屋さんの説明をしっかりと聞き、硬い殻を最初は「剥けないよー!硬くて難しいね!!」などと苦戦しておりましたが、コツを教えていただき最後まで一生懸命に剥いておりました。稲のもみ殻を剥いたら中から玄米が出てきます。子どもたちは玄米を見る度に「いつも食べてるお米の色じゃないね」「茶色いね」と違いに気づいく姿も見られました。また、玄米は玄米でも剥きたての玄米や、虫(カメムシ)にエキスを吸われて緑色になった玄米など、色の違いについても教えて頂き、その中で虫(カメムシ)もおいしいお米が大好物であるということも知ることが出来ました。

また、玄米の後には米ぬかや白米も実際に子どもたちに見せ、全部1つの稲から作られるということ、お米屋さんの他に農家の方たちが一生懸命作ってくれているということを改めて学ぶことができた貴重な時間となりました。

お給食ではお米にはたくさんの種類があり、それぞれ様々な特徴があることを体験するために、『ミルキークイーン』『 きぬむすめ 』2種類のおにぎりの食べ比べを行いました。子どもたちの感想は「ミルキークイーンというお米の方が柔らかくて甘くて美味しい!」「私は少し硬めのきぬむすめが好き!」と言って食べておりました。

お米について詳しく知ると共に、実際にお米の食べ比べも行い、毎日のごはんの一粒一粒を食べるまでどれだけ手間をかけておいしいお米を作っているのかを知り残さず食べるという意識につながったと感じます。とてもいい食育の日となりました。これこらも沢山お米を食べ、元気いっぱいな年中さんでいてくださいね。また明日みんなに会えることを楽しみにしています。

(年中組チーム担任     三並)