本日は年中組、年長組さんの芋ほり遠足の日でしたが、台風による悪天候により中止となりました。サツマイモをたくさん取るぞと軍手のつけ方もみんなで練習して楽しみにしていたので、雨により中止となってしまい残念な気持ちでしたね。

 

しかし、子どもたちとはあらかじめ、芋ほり遠足は外で行うから雨が降ったらどうなるのかということを投げかけた上で、子どもたちの方から「じゃあ雨の時には子ども園で出来ることを考えておいた方がいいね!」と声が上がりみんなでやりたいことを話し合いました。

こちらから投げかけようとしていた話し合いのテーマをここまで子どもたちが前向きに、そして自ら考えられる姿は本当に素敵だなと感じると共に成長を感じました。

 

事前に雨天バージョンも考えていたので、芋ほり遠足は行けずに残念であっても、想定していたからこそ次の楽しみへとすぐに気持ちを切り替えることが出来、自分たちで考えたことを自分たちで行えることに芋ほり遠足とは別のわくわくを感じている表情が見られました。

 

年中組では、『秋といえば』をテーマにお部屋の中で出来る活動を考えました。秋といえば、食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋などたくさんありますね。その中で動くことが大好きな年中組さんは、やはり『スポーツの秋』に関する活動を考えたいと決まりました。

お部屋の中でどのようなゲーム遊びをするのかまずは自分のやってみたい運動遊びや、知っている遊びを出し合いました。高いところからジャンプ、手押し車、ボール運び、リレー、など様々なゲームが子どもたちから上がり、最終的にはそれらすべてをチームに分かれてリレー形式で競争したいということになりました。

子どもたちと一緒に先生も考えながら、子ども園にトンネルがあることを紹介すると、「やってみたい!」「じゃあトンネルの中を熊歩きしようよ!」などとさらにイメージが膨らみ、「今日やりたい!」とお部屋での運動遊びにもワクワクしている様子が見られていました。今日はそのみんなで考えた運動遊びを思い切り楽しみました!

 

またまた素敵な姿が見られましたよ♪

運動ゲームの結果発表では、今日は『1位の賞』と『頑張ったで賞』の二つがありました。子どもたちはどちらの賞も大喜びで楽しいゲームとなりました。なんと、負けて悔しがるのではなく、互いのチームが相手チームにおめでとうの拍手をしていたのです。こちらから何も伝えていない中で、自然に相手を認められる姿が見られ、それを拍手で表現している子どもたちの姿に感動いたしました。子どもにとってはまだ負けたら悔しいと思う時期です。相手を認められるって素晴らしいことですよね。一人一人が一生懸命に、そしてチームで力を合わせて頑張ったからこそ、頑張ったことを認め合えるのでしょうね。子どもも先生もうれしい気持ちでいっぱいの一日となりました♪

 

大好きなお家の方の作ってくださったお弁当は格別ですね!みんなにこにこ笑顔いっぱいでした♪子どもたちのために愛情いっぱいのお弁当をありがとうございました。

 

年中組さん・年長組さんは今年はせっかく芋袋や軍手も準備したので、是非ご家族と秋の味覚『サツマイモ』を掘りに行ってみることも家族の思い出が増えていいかもしれませんね!年少組さんは、年中組さんになってお芋ほり遠足に行ける日を楽しみにしていてくださいね♪

(年中組チーム担任 福田莉子)