寒さもまた一段と厳しくなりましたが、子どもたちは寒さに負けず元気いっぱいに毎日園庭を駆けまわっております。
寒くなったことで、今までは廊下のフックには基本的にブレザーのみかけておりましたが、コートを着る季節となったことでコートもフックにかけるものに加わります。
コートが増え始めた当初は、きちんとかけていない子のコートは廊下の床に落ちている光景が毎朝あり、たくさん落ちている状態をまずはよく見るところから始めました。
コートがきちんと自分のフックにかかっていないと困ることは何かを話し合うと、、、
「汚くなっちゃう!」「誰のかわからなくなってお友達のと間違えてしまう!」
廊下はどういう場所かを話し合うと、、、
「みんなが通る場所!」
みんなが通る廊下にブレザーやコートが落ちていてはみんなが気持ちよく通れるのか話し合うと、、、
「廊下が汚いと嫌な気持ちになる!」「ぱんだ組さんが通ったらつまずいて転んで怪我しちゃう!」
この話し合いからブレザー・コートの、フックへの掛け方を改めてもう一度みんなで確認をしました。
<順番>
コート→ブレザーの順に脱いだものからかけると、着る時には一番上にかかっているブレザー→コートの順に着ることができる
<服の向き>
中表にしてかけることで袖が内側に収まり、幅を取らないため、自分のものをかけた時に隣の友達のものが落ちることを防ぐ
<引っかけ方>
襟部分を引っかけるのではなく、襟部分についているループをフックにかける
床に落ちているブレザーやコートについて現状を見て話し合い、改善策や方法を改めて伝えることで、一人ひとりが意識を持つことに繋がり、少しずつ落とさずにかけることや落ちていたら知らないふりではなく気づいた人がお友達のフックにかけてあげる姿が見られています。
まずは自分自身の身の回りを整える意識を持ち、さらに他の人のことを考え、思いやりを持って行動に移せることはとても大切なことですね。
子どもたちにも襟部分にフープのないコートであれば、お家の方につけていただくことを伝えておりますので、今一度子どもたちと一緒に気持ちよくフックにかけられるようフープがついているかの確認をしてみてください♪
~おまけ①~
絵本を作ってきたのでみんなに読み聞かせをしたいと、一生懸命に楽しいお話をしてくれました♪
みんなも集中して真剣に聞き入る姿が見られ、最後はたくさんの笑顔と拍手!
~おまけ②~
作品展に向けて、子どもたちも毎日の「やりたい!つくりたい!」が止まりません!作りたい建物を「先生写真見て作りたい!」とipadで調べる姿もありました。
お家にある小さな箱やどんなものでも、子どもたちにとっては想像を表現する宝物です!みんなでたくさん集めて素敵な作品作りをしていきましょうね♪
(年長組担任 福田莉子)