寒さが日に日に増し、朝の登園の際や降園時にお気に入りの手袋をしている子どもたちが増えてきました。
先週から3学期が始まり、子どもたちはよりお兄さん・お姉さんに成長してきていることを感じます。
朝の支度や着替えがグンと早くなり自ら進んで行う姿や、着替えた制服や体操着をきちんと畳んでおります。
最近では「体操着をお腹にしまう」ということも自分でできるようになっております。
少し前までは「やってください」「手伝ってください」と言う声が多くありましたが、最近は「できるよ」に変わってきております。少しずつ成長し、自分でできることが増え嬉しく感じております。
成長したのは、支度や着替えではないのです!
冬休み中に冬休み日記を書いていただいておりました。
日記に思い出を描くページがあり冬休みの思い出を子どもたち一人ひとり発表をしております。
2学期の頃は、お友だちの前で話すのが恥ずかしかったり、具体的なことまで出てきていないこともありました。
3学期の冬休み日記の発表では、恥ずかしがることなく一人ひとり冬休みの思い出を発表してくれています。
話す内容も「行った場所」だけでなく「誰と行ったのか、乗った乗り物、どんなことをしたのか」具体的に話してくれます。
中には、帰省をした際に「行きは新幹線に乗って、帰りは飛行機」「ここは、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に行った」と描いてくれた絵以上の話をしてくれています。
お友だちの発表を聞いていると早く発表したいようで「私は、まだ?」と心待ちにしています。
また、話すだけでなく聞いているお友だちも話をしているお友だちに目を向けしっかりと話を聞いていました。
出かけた先が一緒であったり、行ったことがある場所が出てくると…
「行ったことある!」「ぼくも冬休みに行ったよ」などきちんと聞いているからこそ共感できるコメントが返ってきておりました。
話すことや聞くことも日に日に成長していることを冬休み日記の発表を通して感じられております。
これからももっと素敵なお兄さん・お姉さんに成長する年少組の子どもたちの姿が楽しみです。
(年少組担任 小山詩織)