園庭の木々も葉を落とし始め、秋も深まり冬に移ろう季節となりました。

戸外遊びをした時の砂場について紹介したいと思います。

年長組は戸外遊びに出るとお当番活動があります。それは、砂場にかかっているシートを外すことです。みんなが砂場で遊べるようにおもりを運んだり、シートを畳むことを子どもたちが協力して毎日行っています。子どもたちからは「先生、砂場のシート綺麗に畳めたよ」「みんなで協力すると早くできたよ」などとお当番もすっかり身についてきました。

砂場のシートを外すと子どもたちは自由遊びを行います。

 

最近では、年中組の子どもたちが大きな山を作って残していることから、年長組の子どもたちも大きな山をいくつも作って競っている姿が見られています。

山を作るだけでなく、最近ではトンネル工事をはじめ友だちとトンネルをつなげてそこに水を流して遊ぶ姿があります。友だちと役割分担をし「僕掘るね」「私水を持ってくるね」など声を掛けあっています。

しかし、中々水は思うように流れてくれません。すると、一人の子が、「前、先生から水を流す時には高いところから低いところに流すと流れやすいと聞いたよ」と声をあげるました。

すると他の友だちも「やってみよう!」と子どもたちは深く掘り始めました。

高いところと低いところと高低差を付けて水を流すと、水がとても流れやすく子どもたちも水が流れ嬉しそうな姿がありました。

水が流れた後には、どのような街を作るかを話し合っていました。

「お店屋さんがたくさんあるのにしよう」「電車を通そう」など自分のアイデアを出し合いながら友だちと協力し、一緒に1つのものを作る姿が見られました。

体操服が、泥だらけになり子どもたちからは思いきり楽しんだことによる充実感があふれていました。

(年長組担任 小森)