2学期もあっという間に中盤に差し掛かりました。
長いように感じていたあの暑い夏の日もあっという間に過ぎ、肌寒い毎日となりました。
1年はあっという間に過ぎてしまいますね。日々の子どもたちとの時間を大切に過ごしてまいります。
思い返すと入園当初の年少組さんは、お友だちとの関わりよりもまだまだ先生など大人との関わりや一人の時間を楽しんでいる子どもが多くおりました。しかし、2学期に入り少しずつお友だち関係も深まってきており、普段の生活でも友だち同士声を掛け合って遊んだり、協力したり、話をしたりする姿がよく見られております。
もちろん、全ての子どもたちがお友だち同士で遊んでいるわけではなく、自分一人で遊ぶ時間を楽しんでいる子どももおります。一人ひとり子どもたちの楽しみ方、友だちとの関り方は様々です。
積極的に声を掛けることができる子もいれば、お友だちとのお話が苦手な子もおります。一人ひとりの好きな遊び、遊び方を見守りながらその中で無理せず友だちの輪を広げられるよう、少しずつ担任でも援助しております。
子どもたち一人ひとり成長の仕方は様々です。中にはゆっくりな子どもたちももちろんおりますが、日々園での生活を通して確実に1歩ずつ成長をしていることは、毎日の関りの中できちんと表れています!
焦らず、今後の子どもたちの友だちとの関りを見守ってまいりたいと思います。
また、友だちの輪が広がるとともに喧嘩も少しずつ増えてくる時期に差し掛かります。自分の気持ちを言葉で話せるようになるからこそ、「こうしたい!」「あれしたい!」「これはいや!」など様々な意見が出てきます。トラブルが起こることは、一見するとよくないことのように感じられますが、そういったトラブルは子どもたちが人間関係を築いていく上でとても大切なことの一つになります。喧嘩になったときにどのように解決していくのか、そのためにどのように友だちに気持ちを伝えればよいのか、何度もそのやり取りを繰り返す上で今度は喧嘩にならないためにどのようにしていくとよいのかということを身に着けられるようになり、やがて人間関係の築きかたを身に付けていくことができます。
まだまだ言葉が不足している部分も多い年少組の子どもたち。子どもたちがより良い友だち関係、人間関係を築いていけるよう、日々子どもたちの成長を見守ってまいりたいと思います。
(年少組チーム担任 青木)