晴れ渡った空に、子ども達も少し汗ばむほど暖かい気候になってきた今日この頃です。

先日、新学期初めての避難訓練を各クラスで行いました。

避難訓練は、実際の災害を想定し、安全に避難し、大切な命を守るための重要な行事です。

昨年度まで行ってきた避難訓練を思い出しながら、地震、火災、不審者など、その時々で、どのように身を守り、避難するのかを子どもたちと一緒に確認しました。

ばら組では、防災についての紙芝居『こわかった おかいもの』を読んだあと、避難訓練の大切さを話しました。子どもたちは紙芝居を真剣に見て、地震の時の避難について考えました。

 

「お部屋で地震がきたらどうする?」という問いかけに、「机の下に隠れる!」

「では、机がなかったら?」と問いかけると、「お部屋の真ん中でだんごむしのように丸くなるんだよね。」という答えが返ってきました。

子どもたちの中でも、まずは大事な頭を守り、揺れが収まってから安全な場所に避難する。慌てて外に避難するのは危険な場合もあるということを覚えていました。

では、なぜ頭は大切なのかということについても考えました。

火事の時は、煙を吸わないよう、ハンカチで口と鼻を覆うように話をし、常日頃からハンカチをポケットに入れておくことの大切さも確認しました。

また、不審者が園舎内に侵入した場合は、居場所がばれないために、絶対に喋らず静かにするという事もきちんと覚えていました。

 

何度も訓練したり、話を聞いたりすることで、咄嗟にどうしたら良いかの判断を身につけることにつなげ、こどもたちの災害に対する意識を高めていきたいと考えています。

(年長組チーム担任 相澤)