本日は年長組の子どもたちが待ちに待った「卒園遠足」でした。

これまで行ってきたプロジェクト保育の集大成です。”半日といつになく限られた時間”という条件から何度も話し合いを重ね、「上野動物園」に行き先が決定しました。さらに8つのグループに分かれ、チームごとに見たい動物やルートなど”計画を立てる”ことにも挑戦しました。当日はチームの友だちや引率の先生とも相談し合いながら広い園内を自由に見学しました。

今回行った「上野動物園」にはなんと約300種類もの動物がいるそうです。

たくさんの動物を目の前で見ることができ、子どもたちも目を輝かせながら夢中になってみている姿が印象的でした。

以下にチームごとの子どもたちの様子もご紹介いたします。(チーム名も子どもたちが決めたので個性豊かなチーム名にあふれています!)

しずおかチーム・ラーメンチーム】

ホッキョクグマを見に行った際に、ガラスの前をぐるぐると回っている姿をみて「すごい!」と夢中で見ていました。

両性爬虫類館ではワニや大きな亀を間近で見ることができ、寝ているクマに「春だよ!」「起きて!」と呼び掛けていました。

昼食後にはサル山のサルをじっとみつめていました。

【ファイアーチーム・ハムスターチーム】

会うことを楽しみにしていた「オカピ」に会えた時はとびっきりの笑顔で手を振る姿がありました。

楽しみにしていた「ハシビロコウ」はインフルエンザ感染予防のため会うことができず残念な様子がありましたが、

大きなクマを見たときは思わずその大きさに驚いていました。

【ごはんチーム・けえとりゆそチーム】

お弁当が楽しみだったようで、「はやくご飯食べたい!」「今日のお弁当はちくわが入っているんだよ」などとお弁当紹介で盛り上がっていました。

ペンギンやオカピ、ゾウなどを夢中で見ており、ゾウが揺れている姿を見て「踊ってる!」とみんなで童謡の「ゾ~ウさん♪ゾ~ウさん♪」と口ずさんでいました。

楽しみにしていた「アビシニアコロブス」も見ることができ、「スカンクみたいだね」などとチームの友だちと話していました。

【だいしぜんチーム・ほしチーム】

ときどき集まり、みんなが行きたいところに行くことができているか話し合いをしながら進んでいました。

ホッキョクグマがガラスの近くを何度も通り、「わぁ~!」と大盛り上がりでした。

両生爬虫類館では、危険生物に詳しいお友だちに「これはなんていう名前?」と聞き、教え合い夢中になって見ました。

 

全て子どもたちが主体となって進めてきたので、「見たかった動物が見れなかった」「思っていたよりも動物園が広かった」など思うようにいかないこともありました。

しかしそこで「じゃあどうしようか?」と楽しむための前向きな話し合いをしておりました。失敗も大切な学びです。

これまでのプロジェクト保育の積み重ねがあったからこそ、本日の子どもたちの充実した姿を見ることができたと感じております。

迫力満点な動物たちを見たり、おいしいお弁当をみんなで一緒に食べることができてとても楽しい卒園遠足でしたね。

ゆっくり体を休めて、また子ども園で元気に遊びましょう。

保護者の皆様、当日まで子どもたちのことを温かく見守っていただき、お弁当等のご協力ありがとうございました。

(年長組チーム担任 増田)