毎日寒い日が続き来週も寒波により、一段と寒くなりますね。ですが子どもたちは寒さにも負けず、思い切り園庭を駆け回っています。「今日も寒いねー!」というと、「全然寒くないよ!半袖でも平気!」と、見ているだけで寒そうだなと思いますが、子どもは本当に元気ですね♪

 

そんな元気な年中組の子どもたちも、今は2月の作品展に向けて製作活動を楽しんでおります。

 

 

今までにはない素材や技法を使ったり、一人でコツコツと作る製作だけではなく、みんなで一緒に協力して作る楽しさを何よりも感じている姿が見られます。子どもたちの思いや、おもしろいイメージの詰まった楽しい作品、そして今年度最後の大きな行事ということで、1年間の成長を保護者の方にも実感していただけるのではないかと思います。ぜひお楽しみにしていてください。

 

さて、そんな作品手の製作をしていく中で、活動時以外のところでも行事に関連する体験や経験がつながっていることを感じます。

みんなで一つの物を相談して意見を出し合いながら作り上げていく体験から、意見を出し合うことは進級当初に比べて経験を積むごとに上手にできるようになっていますが、今回子どもたちは協力することで新しいものが出来上がり、時間をかけて完成していくものは決して一人だけで作ることはできず、みんなで協力するからこそできるということを経験しているところのように感じます。

そして手先も器用に動き、細かな作業もできるようになってきたことや、作り上げるものの工夫に成長を感じます。

最近はカプラ(木のおもちゃ)を高く積み上げていくことを楽しみ、そこから崩れることに大興奮です。カプラもレゴも、作り上げるものが細かく大人も驚くほどのものが完成し、集中力もすごいなと感心します。

設計図を書いてから、お友だちと一緒にカプラを組み立てていく姿も素敵だなと感じました。仕掛けもたくさんあり細かく教えてくれました♪ 

 

そして、協力の面では今まで片付けや給食準備に、『誰かがやってくれるからいいや』という姿が多くありましたが、「先生!パーテーション立てるね!」とできることを見つけ、一人でやるのではなく、「○○くん、ここおさえていてね!」「足りないから1つ持ってきて!」などと役割分担をしながら『みんなで協力する』という意識がとても強くなりました。

 

自らできることは何かを考えて周りに目を向けて見つけ出し、子どもたち自身で役割分担をしていたり、協力することをこちらが言わなくとも主体的に行動できるようになったことに担任としてとてもうれしく思います。

これからの子どもたちのさらなる成長がとても楽しみですね♪ (年中組チーム担任 福田)