本日は、2学期最後のお楽しみ、『ウィンタースクール』を全学年で行いました。冬休みに入る前に、2学期最後に異年齢で過ごしながら子ども園全体で楽しい思い出をたくさん作りました。

まずは、全員集まって干支のお話を聞いた際には、子どもたちの方から「今年はトラ年だよ!だから次はうさぎ年!」などと来年の干支も知っていたり、「ね、うし、とら、う、たつ、み~~」と十二支もスラスラと言えるお友だちもおり、年の終わりと新しい年が来ることを楽しみにしている姿が見られました。

ウィンタースクールでは、お正月に行うたくさんの伝承遊びの中から、自分のやりたいものを1つ選んで楽しみました。今回選ばれた伝承遊びは『こま回し』『けん玉』『めんこ』の3つあり、そのうちのけん玉チームと一緒に活動したため、けん玉チームの様子について紹介します。

さあ、いよいよ伝承遊びの始まりです!

子どもたちは何をしたいのか迷い、全部やりたいというお友だちもいました。中には、材料にも限りがあるのであまりにも人数の割合が多いところから少ないところへと、周りを見てお引越ししている優しい姿も見られました。

年下の友だちが困っていると、すぐに「大丈夫?」と声をかけて助けてあげることはもちろんのこと、「自分の物を作る前に年少さんが困らないように先に年少組さんの物を作るんだ!」と言っている年長のお兄さんがいました。とっても素敵ですね!

今まではコロナ禍により学年での活動が多かったですが、今回は年少から年長まで異年齢で行い、普段過ごしている同じ学年の友達との関りでは見られない異年齢での関りならではの姿がありました。年少さんは年中・年長のお兄さんお姉さんの姿を見て『自分でやってみたい!』と感じたり、年中・年長さんは年少さんという自分よりも小さな友だちのことを『手伝って助けてあげよう』とするなど、それぞれの成長や思いやりが活動の中でたくさん見られ、私たち担任も見ていてほっこりするシーンがたくさんありました。

運動会や発表会などと、大きな行事を仲間と共に経験して達成していくことで、自分以外の存在に目を向け、『思いやり』をもって接することを知ることができたと思います。どの学年も4月の進級当初を振り返ると確実に成長していますね♪

最初はなかなかカップの中に入らないと言っていた子も、諦めずに何度も繰り返し練習してついに玉が入ると大喜びでした。

 

今日のお給食は特別メニューでした!みんな特別メニューに大興奮で「おいしい!おかわり!」とあっという間にお変りも売り切れになりました!

明日は2学期の終業式です。2学期の頑張ったこと、できるようになったこと、お友だちにしてあげたこと、お友だちにしてらったこと、たくさんの思い出をを振り返りながら大きな自信として、次の3学期につなげていける時間にしたいと思います。   (年中組チーム担任 福田)