木々の葉がきれいに色付き、秋らしい風景になってまいりました。日中になればまだまだ暖かくなるべく外に遊びに出ています。「お外行かない〜」と言っていた子も遊び出せば息を弾ませのびのびと走り回っています。最近はかくれんぼごっこが大好き。かくれんぼのルールはまだしっかりわかっていない子もいますが、隠れて見つけてもらうという事を楽しんでいます。キャッキャと笑いながら隠れたり、逃げたりしています。

 そのような日常の中で、最近は学園の中のいろいろな人とふれあう機会が増え、人とのつながりが広がっています。入園したての頃は担任など身近な大人とぴったりくっついて過ごしていた子どもたちですが、だんだんと周りに目が向くようになり、自分のクラスの保育者だけではなく学園内のさまざまな人にも興味を持って、人とのつながりが広がっているようです。

学園ガーデンに遊びに行くと、理事長先生が声をかけてくださいました。「これは何?」「にんじん!」「おばけ!」と会話も弾みます。

ある日は、図書館に新聞紙をもらいに行くと「絵本を見ていきませんか?」と誘ってくださり、みんなでたくさんの絵本を堪能してきました。図書館の方ともお話しをして楽しんでいます。

給食の時間は給食を作ってくださった先生が「おいしい?」と様子を見に来てくださいました。「お魚骨を取ってあげましょう」と丁寧に食べやすくしていただきました。時々様子を見に来てくださるので、人見知りもせずに安心して食べ進められます。

アートプログラムも始まり、先生の顔をすぐに覚えて安心して参加しています。

小さな時から、さまざまな人との関わりを重ねていく事は生きていく上で大切な社会性を育むのに大切な事ですね。子どもたちの見ている世界が広がっていくのを日々感じています。

(1歳児担任 田中)