2学期の1つ目の大きな行事である運動会を終え、子どもたちはまた一つ大きく成長しました。

本日年中組では『ブックストリート』についての話し合いをしました。

昨年度の園庭に色とりどりのお花を植えて素敵なレンガの道でできた『にじストリート』を子どもたちのアイデアから完成しました。続いて今年度は、子ども園玄関に『ブックストリート』を子どもたちと少しずつ作り上げていくこととなりました。

今回子どもたちと、ブックストリートとは『落ち着いて絵本を読む空間』『ゆっくりする空間』『ゴロゴロ休む空間』というどのような空間なのかを理解した上で、この空間にどんなものがあったらうれしいか、自分が思うゆっくり落ち着けるものは何かを3~4人のチームで話し合いました。

前回行った1学期の『夏といえば』をテーマとした壁面製作の話し合いでは、まだ話し合いというものを始めたばかりであったことから2人で相談して決めました。そこから今回は少し人数を増やしての話し合いとなりました。

1学期に比べて自分の意見を友だちに伝えることや、友だちの意見を聞いて否定せずに「いいね!」と共感して受け入れる姿がたくさん見られ、さらに自分の考えだけでなく友だちの意見をきっかけにそこから新たな発想の展開をする姿があり、大きな成長を実感いたしました。先生が間に入らなくとも、子ども同士で話し合いが盛り上がっていく姿に担任としてもうれしい気持ちになりました。

 

まずは、実際にブックストリートを見に行き、芝生絨毯にゴロゴロして感触を楽しみました♪

「もふもふして気持ちいい!」「芝生にいるみたいだね!」などととても楽しそうな笑顔が見られました。

次にお部屋に戻り、いよいよどんなものを置きたいのか話し合いスタートです♪

「ゴロゴロしたら上が見えたけど何もないから、お星さまがあったらきれいだね!」「壁には虹色の旗の飾りを付けたらかわいいね」「僕は車が好きだから、車の飾りが合ったらうれしいな!」などと一人一人きちんと『落ち着ける空間』をイメージしながら思い思いに意見交換ができていました。

最後にはチームで考えた内容をみんなの前で発表会です!

みんな自分たちの考えたアイデアをみんなに伝えたい気持ちがいっぱいで、プレゼンテーションが止まりませんでした!

子どもたちも話し合ったアイデアが実際に取り入れられることに、自分たちで作った空間という感覚を持ち、完成を楽しみにしている様子でした♪今回あがった素敵なアイデアを元に、子ども園全体で子どもたちのアイデアいっぱいのゆったりできるブックストリートの完成が待ち遠しいですね♪

(年中組チーム担任 福田)