じめじめ、べたべたとするこの季節、晴れ間をぬって戸外に出たりシャワーで汗を流したり快適に過ごせる様にしています。

 

存分に水遊びをするには陽も少なくお水が苦手な子もおりますので、少しずつ楽しみながら水に触れられるようにという事で、金魚すくいをして遊びました。

 

タライに水を張り、作った金魚を浮かべます。お話をしている時にも子どもたちは目をキラキラさせ今か今かと待ち構えていました。

 

まずは本物のポイをもらい挑戦です。どの様な角度ですくったら金魚が取れるのか、どの様な力加減でやったら破れないのか考えながら行います。上手に何匹も何匹も取り皿カップに金魚を移していく子もいました。

でもやはり大半の子がすぐに破れてしまい、「もうひとつください」の嵐です。

 

ポイにも限りがありますので、ネットで作った『無敵のポイ』を渡すとひょいひょいとすくいあげることが出来、嬉しそうにしておりましたよ!

時間が経ってくると子どもたちはただすくっているだけではなくどんどん遊び方が展開されていきます。

もうポイはいらないと取り皿のカップで直接金魚をすくっては隣のタライに移し、一つのタライが金魚でいっぱいになるとまた次のタライに移してと楽しんでいる子、

無敵ポイのネットから垂れ落ちる雫を眺めている子、

金魚をカップいっぱいに入れて「金魚さん気持ち良さそうだねー」と連れて歩く子、

もう金魚さんは置き去りにカップで水をすくい足にかけて「つめたーい」と水の冷たさ、気持ちよさを感じている子、

その気持ちよさを共有しようとお友達や保育士にかけて満足げな子、

 

子どもは遊びの天才と言いますが一つの遊びでも様々な遊び方を見つけていき、それに乗っていくことで遊びが広がっていくのですよね。

 

お子様の体調や気温気候、水への恐怖心など考えながら梅雨時期、夏の時期の水遊びを楽しんでいきたいと思います。

 

明日もお水遊び出来るかな?明日も元気に来てくださいね!

 

(2歳児担任  猿渡)