梅雨に入り、色とりどりの傘の花が咲いています。子どもたちはお気に入りの傘やレインコート、長靴を紹介してくれます。梅雨を楽しむ子どもたちの姿に私たちも元気をもらっております。

 

年中組の子どもたちは毎日、朝の自由遊びや夕方の自由遊びを自分たちで遊びたい遊びを選択し、楽しく過ごしております。

朝の支度を早く終わらせて遊ぶ子、友だちが登園することを待ち一緒に遊ぶ子、など様々な姿が見られます。

今、子どもたちがたくさん遊んでいる遊びは『ままごと』『電車』『ぬいぐるみ』『おりがみ』です。

『ままごと』遊びでは、おいしい料理を作ったり、お友だちに作った料理を配る時には普段保育者が子どもたちに聞いている「少なめにする人!大盛りにする人!」という声掛けの真似をしている子どもの姿も見られました。また、自分たちで役割を決めてお母さん役やお父さん役など考えながら、毎日楽しく遊んでおります。

『電車』遊びでは、一人で電車遊びに集中する子もいれば、友だちと一緒に線路を作って遊ぶ子もいます。時には「電車が脱線した」「足が当たって壊れちゃったよ」などと教えてくれる子どももいますが、もう一度作り直すように声をかけると、友だちと協力して線路を作り直す姿が多くなりました。

『ぬいぐるみ』は、ままごとに使う子もいれば、自分の子どものように、友だちと一緒にお世話をしている子どももいます。子どもたちそれぞれにはお気に入りのぬいぐるみがあり、それぞれ名前をつけ、中には1日中一緒に過ごしている子もいます。

『おりがみ』では、作り方を見ながら器用に作る子や、保育者やお母さん先生、アルバイトの学生と一緒に作ってみたり、友だちに聞いて一緒に作り、「〇〇ちゃんに教えてもらったから上手に作れたよ」と教えに来てくれます。また、『おりがみ』を使っても作ったものが少しでも上手く折れなかったり、いらないと思うと、まだ使えるおりがみにも関わらず捨ててしまう姿が見られ、改めて『おりがみ』の使い方や約束について、①「まだ使えるおりがみなのに捨てていいのかな?」②「上手に折れたものや上手く折れなかったものでももう一度やり直せば素敵な形に変身するよ」などと、子どもたちに丁寧に伝えました。

 

これからも年中組の友だち同士で約束を守り、仲良く楽しく安全に遊びましょうね。明日も元気いっぱいのみんなに会えることを楽しみにしています。

(年中組チーム担任 三並)