暖かくなり園庭では、様々な虫を見つけ子どもたちが喜んでいます。
自由遊びでは、折り紙で自分の好きなものを自由に表現している子もいます。
最近では、手裏剣と棒を組み合わせた「ステッキ」を作ることが流行っています。
はじめは、折り紙の使い方がわからず自分の好きな分を使い、すぐに折り紙がなくなってしまうことや失敗してしまったからと言ってゴミ箱に捨てられていること、床に落ちていることが多くありました。
そこで、子どもたちと一緒に折り紙をどう使うのか考えました。
折り紙をたくさん使うことで他のお友だちは折り紙が使いたい時に使えるのか考えてみました。
子どもたちからは、「他の友だちが使えなくなって悲しい」「折り紙がなくなっちゃう」などと声があがりました。
たくさん使ってしまうと自分が使いたい時に、使えず困ってしまいますね。
では、どうしたらよいか聞いてみました。すると「少しずつ使う」「2枚にする」と子どもたちの考えから約束を守ることができたら折り紙の使用枚数を増やしていくことにました。
約束も子どもたちと考えました。
折り紙がいらないからと言って捨ててしまっては、折り紙も悲しいということから「折り紙を大切に使うこと」みんなもお家に帰るため、「折り紙も一緒にお家に帰ること」を約束しました。
折り紙の使い方を約束した自由遊びの後には、折り紙が捨てられていることもなくなり、一枚一枚を大切に使う子どもたちの姿を見ることができました。
子どもたちからは、「折り紙さんが、大切に使ってくれてありがとうって言ってるね」と折り紙の気持ちも考えて使うことができました。
明日もたくさん遊びましょうね。
(年中組担任 小森)