春を感じる暖かく穏やかな良き日、本日は年長組46名が全員揃って無事卒園いたしました。

 

「こうやるんだよ」と言われたことをやるのではなく、卒園式とは何か、一つ一つの動きの意味を投げかけた上で、子どもたち一人ひとりが『自分で考える』、教えない卒園式を行いました。

教えないからこそ、入場でのポーズは自分なりに思いきり表現し、自分で考えてやるからこそ練習をしなくても意味を落とし込んで行動に移すことが出来ていました。

子どもたちは卒園式までの日を毎日数え、「楽しみだな〜」と緊張よりも楽しみにしている様子がたくさん見られました。卒園式当日は、最高の姿を見てほしいという気持ちいっぱいで、目をキラキラと輝かせ、自信に満ち溢れた表情でした。保護者の方に感謝の気持ちを伝えようと、想いを込めて歌やダンスをする姿にも心が温かくなりました。みんなの心が一つになった温かな雰囲気の中、卒園していく子どもたち一人一人を見ながら1年間を振り返ると、感動で胸がいっぱいになりました。

 

 

年長組での1年間は楽しい思い出、嬉しい思い出、時には上手くいかないこと、悔しいことも経験しました。

楽しい時にはみんなで笑い、悔しい時にはみんなで励まし合い、どんな時も思いやりを持ち、話し合いながら諦めずにいつもみんなで支え合いながら心を一つにしてやり切ったことが、今の子どもたちの大きな成長につながっていることを改めて強く実感いたします。

 

小学生になることに今からワクワクドキドキする様子が見られます。

思いやりのある優しいゆり組ばら組の子どもたちなら、年長組担任として、仲間と助け合い諦めずにやり切り、最後には必ずいいことにつながっていけると自信を持って言えます。

子どもたちにはこれからもどんなことも思いっきりのびのびと想いのままにチャレンジしてほしいと願っております。

何よりも、保護者の皆様には本当にたくさんのご理解ご協力賜りましたこと、そしていつも温かく見守ってくださいましたことに、心より深く感謝申し上げます。46名全員揃って卒園式を迎えられたことも、ひとえに保護者の皆様のお陰でございます。

子どもたちの今後益々のご活躍をお祈り致しますと共に、ご家族皆様のご健勝ご発展をお祈り申し上げます。

 

ゆり組ばら組のみんなのことが先生たちは大好きです。いつも子ども園から応援していますよ。これからもニコニコ笑顔のいっぱいの優しいみんなでいてくださいね♪

(年長組担任 福田・西村・小森)