先日の作品展では、皆様オンライン配信でのご参加ありがとうございました。
「作品展」とは、子どもたちにとって、作品作りと展示して見るということだけでなく、「片付け」までがとても意味があると感じております。
お家に持って帰ることが難しい「みんなで作った大きなもの」
まずは、あの大きな恐竜を、今後どうしようか。
子どもたちとP保育で話し合ったところ、大多数が「飾っておきたい」だったそうで、思いがこもった恐竜を壊したくなかったのでしょうね。でも、もうすぐ年長組になる子どもたち、ずっと置いておくのも難しい…。結果、「絵本袋に入るサイズで持って帰りたいものを持って帰る」になりました。可能な条件の中で、自分で考えて吟味しながら。
小さな部品でも、その子なりのエピソードが詰まっていました。
その他にも展示に使った段ボールは、楽しく踏んづけたりジャンプして潰したりして、遊びながらお片付けです。
そして、段ボール、プラスチック、ガムテープ等、きちんと分別して学園のゴミ置き場に片付けに行きました。
少し寂しいですが、その期間だけの特別感も行事ならではで美しいと思います。
何かをしてお終いではなく、その後まで自分たちで考え責任を持って行なったことで、納得感も増したのではないでしょうか。お片付けをした後の子どもたちの顔は、とっても清々しい笑顔でしたよ。
(年中組担任 石澤)