だんだんと冷え込む中、本日は天気も良く太陽のぬくもりが暖かく、子どもたちも「あついよ~」とほっぺが赤くなっている様子が見られました。寒さにも負けず、子どもたちは毎日元気に楽しく遊んでおります。

 

さて、本日年長組では初めてのピアニカを行いました。年長組さんだけが持っているピアニカに、子どもたちは「早くやりたいな~!」という声がたくさん上がっていました。ついに本日ピアニカをやる日に!昨日のところで伝えると、「やったー!!」という大歓声が沸き起こりました。本当に楽しみにしていたのでしょうね。

コロナ対策に努めながら、少人数ずつ順番にピアニカの使い方、弾き方、片付け方について伝えました。早く弾きたいとワクワクする気持ちがありながらも、きちんと使い方について真剣な表情で話を聞く姿が見られました。

 

①持ち手が自分の方に来るように置き、ふたを開ける。

 

②ホースには本体にさす方と、口にくわえて拭く方があることを伝えました。

 

③先生の「準備」の掛け声で、口にくわえて手を鍵盤に置き、「おろす」の掛け声で口から離してお腹にあててすぐにふける準備をするという、合図を決めて準備をする練習をしました。

 

④吹き終わったら、ティッシュでたまったつばをトントンして出しきれいに。

 

最初はホースを口にくわえるだけでただ鍵盤を押すお友だちの姿も見られました。順番に使い方を伝えると、『息を拭くと音が出る』ということを実際にやってみて仕組みを理解し、最初の一音が出た時には子どもたちも驚いた表情でこちらを見て固まっていました。新たな発見に出会った子どもの表情はとてもかわいらしく素敵でした。

まずは『ド』の音がどこにあるのかを伝え、ドの音を長く弾いたり短く弾いたりと音を出すことを楽しみました。次第に吹くことに慣れてきたところで、『ド・レ・ミ』の音を様々なリズムで弾きました。今日一日で3音を色々なリズムで弾けるようになったことが、子どもたちも大変うれしかったようで「楽しいー!」「もっとやりたい!!」とキラキラとした笑顔が見られました。「ドレミー、ドレミー」と弾いた時には、「あ!もう『チューリップ』の歌の最初のところが弾けたよ!」と非常に喜んでおりました。

 

年長組として合奏、合唱、劇と年長らしい新たな演目に向けて、楽器や役についても子どもたちと話し合って決定していきます。自分たちで発表会を作り上げる気持ちで、たくさんの意見を出し合いながら楽しんで行ってまいりたいと思います。子どもたちの作り上げる素敵な発表会を楽しみにしていてくださいね。  (年長組担任 福田)