近頃は肌寒さを感じる日もあり、秋の訪れを実感しております。子ども園の園庭にも、秋を感じるどんぐりが落ちていました。子どもたちも大興奮で、どんぐり集めをしている子もいました。

 

戸外遊びでは、スプリンクラーで濡れた土を利用し、子どもたちは泥団子を作る姿を多くみられるようになりました。

はじめは、砂場の土に水を混ぜ固めていましたが、さらさらの土を掛けていくと壊れてしまいます。砂場の土で作った泥団子はなんだか、うまく固まらずに苦戦する姿が見られました。

子どもたちは、「なんでだろう」と考えながら何度も挑戦する姿がありました。

そこで、「泥団子の作る場所を変えてみよう」とひとりの子の言葉をきっかけにして園庭の様々なところで泥団子を作る姿が見られました。

その中でも、雲梯の近くの土がすごく粘り気があり粘土質な土ということに気づき、「先生、あそこの土で作ったお団子は壊れないの」という声がありました。

園庭の土にも様々な違いがあることを『だいはっけん!!!』しました。

実際に、私も様々な園庭の土で泥団子を作ってみました。やはり、雲梯の近くの土がまとまり、泥団子がつくりやすかったのです。子どもたち、すごいですね。

泥団子を作るようになり、泥団子を明日も作りたいと育てることも楽しみにしてる様子です。

その後子どもたちが、戸外遊び後作った泥団子をどこに置くのか見てみました。

すると、はじめは砂場の近くの棚に置いていました。

次の日、見てみると昨日はあったはずの泥団子がなくなっていました。子どもたちからは「壊されてしまっている」「ここに置いておくと壊されてしまう」と気づきました。

そこで、最近では自分の靴箱において壊されないように工夫する姿があります。

泥団子は、日がたつとどんどん固くなり愛着が湧くようです。

子どもたちの丸だけでなく、いろんな形の泥団子コレクションをご覧ください。

(年長組担任 小森)