(年少組)

暑い日が続いていますね。

いつものように園庭での外遊びも、思いっきり遊ぶことができて楽しいのですが今回は気分を変えて学園ガーデンに行きました。

出発前に、お部屋で子どもたちに「ガーデンにはお花がたくさん咲いているけれど、そのお花は見るお花だから取らないでね。」などとお約束をお話したのですが、子どもたちはお約束をしっかり覚えていたようで、ガーデンでは1人もお花を摘む姿もなく、「お花いっぱいだね」「取らないんだよね」と言いながらお花を見ていました。

お花が色々な場所に咲いていることに気づいたようで、「ここにもお花あったよ!」と教えてくれました。

他にも、ガーデンで思いっきり走って追いかけっこをしたり、空を見上げて「飛行機だ!」と言いながら、飛行機に向かって手を振る子どもたちもいました。

様々な遊びを楽しんでいた子どもたちですが、その中でも特に流行っていた遊びは「おばけ葉っぱ作り」です。

葉っぱに穴を開けて目や口を作り、お友だちと見せ合ったり、おやつに見立てた木の枝をおばけ葉っぱに食べさせて遊んでいました。

初めは、保育者に「おばけ作って!」と言い、自分のおばけ葉っぱを見る事を楽しむ子どもたちがほとんどでしたが、次第に「このおばけは茶色いね」「こっちは(葉が柔らかくて)元気ないよ」などと、葉っぱの違いにも気がつく子どもたちの姿が見られ、遊びを通して、自然のものの様子や違いを感じているのだろうと嬉しく思いました。

また、電車になってお部屋に戻った後、1人の子が、「おばけ葉っぱ壊れちゃったの」と涙ぐむ姿が見られました。おばけ葉っぱを大切に握っていたところ、葉がちぎれてしまったようでした。「大切なおばけ葉っぱが壊れて悲しかったね。」と気持ちを受け止めながら、新しい葉っぱでもう一度おばけ葉っぱを作ったところ、嬉しそうに葉っぱをロッカーにしまう姿が見られました。

それくらい、おばけ葉っぱ遊びが楽しかったのですね。

またみんなでガーデンに遊びに行きましょうね。次に行ける日が楽しみですね。

(年少組チーム担任 増田美樹)