6月に入り、紫陽花が可憐に咲く姿が見られるようになりました。子ども園でも、紫陽花がとてもきれいに咲いています。

4月当初、お部屋の絵本の多くが読み終わった後、縦に積まれていました。

一番下の絵本は、上に本が乗りとても重そうにしていました。それを見た子どもたちが「したのえほんがおもくてなかなかとれない」「ほんがはいらない」という声があがりました。そこで「なかなか本が取れないね。片付けが大変だね。どうしたら本が入れやすくなるのかな」と声を掛けてみると・・・

 

「えほんをだしてきれいにしてみてもいい?」という素敵な言葉が上がったので、「いいよ。ありがとう」と伝え、見守ってみました。すると・・・

本を出し、似ている形や大きさに分け始めました。それを見た他の子も「ぼくもやる」「わたしもやる」と積極的に手伝ってくれました。

すべての本を出し、本を綺麗にすると自分が読みたい本や下にあってなかなか取れなかった本もすぐとることができますね。

このことがあってから本を綺麗にすることが習慣づき、本が崩れるとすぐに直すことができるようになってきました。絵本の棚を見るときれいにしてくれるお友だちが増え、とても嬉しいです。また、子どもたちからは「きれいにするときもちがいい」「みんなのためにきれいにするんだ」という言葉もあがり、年長組が大切にしている言葉“みんなのために”が子どもたちからも増えました。おもちゃなども使いやすいように、よりよく過ごせる環境作りを工夫していきましょうね。

 

月曜日も元気に会えることを楽しみにしています。

 

(年長組チーム担任 小森)