おもちゃで遊ぶことが大好きなぱんだ組のこどもたち。急に違う遊びがしたくなり、思わずその場におもちゃを置いて次の遊びに移ろうとすることが今の時期はよく見られますよね。でもそのままにしてしまうと床におもちゃが散乱し踏んでしまったり、なくなってしまうかもしれません。なので、園では「違う遊びをする時には、使っていたものを片付けてからにしようね」「みんなで使ったおもちゃは最後までみんなで片付けようね」などとお話しをしています。今日はそんなお片付けのエピソードをお伝えします。
ブロックを片付ける時には次の人が使いやすいように作った物をバラバラにしてしまうお約束があり、大作を片付けのおもちゃ箱のところまで運んで来て、一つ一つ箱の中に入れていきます。まだ投げるように箱の中へ入れてしまうお友だちもいるので、朝の会の時に「今日ね、お片付けの時におもちゃを優しく片付けてくれたお友だちがいましたよ」とみんなの前で上手にお片付けできたお友だちを発表すると自然と拍手をする子どもたちの姿がありました。投げると割れてしまって使えなくなってしまうことや優しくしまうとずっと大好きなおもちゃが使える事を話すと「私も(ぼくも)出来る!」と手を挙げやる気を出していましたよ。
戸外での片付けの時には朝の会のお話しをよく覚えていて、そっと箱に片付けてくれていました。砂がついてるからとお皿やシャベルについた砂を自分から払ってくれたり、砂場の縁のところの砂をきれいにしてくれたりとこちらが言わなくても自分が上手なお片付けだと思う事を取り入れていていつもより丁寧にしまってくれています。素敵ですね!
良いところを言葉にしてたくさん誉めていきながら、これからもおもちゃの扱い方や片付け方が身につくよう繰返し話をしていきたいと思います。
(2歳児担任 松田)