暑い日が続いていますが、子どもたちは毎日元気いっぱいで過ごしております。

空の雲の様子を見ながら「今日は雨が降らなさそうだね」「でも少し雲が多いね」と小さな天気予報士さんになって天気を教えてくれます。

 

さて、今日うさぎ組さんにビックニュースが舞い降りてきました!

以前ボランティア隊のお父様が子どもたちに、とくださった蝶々のサナギが孵化したのです!!!

朝のお支度をしていると、「先生!ちょうちょがいる!」と興奮した声が聞こえました。見てみると、ロッカーの上で昨日までサナギだった姿が色鮮やかなアゲハチョウに変身しています。まだ孵化したばかりで羽もシワになっています。

「すごーい!」「綺麗だね」「でもなんか元気ないね」「眠いのかなぁ」と子どもたちも興味津々で観察しています。

朝の登園時に、気持ちが乗らずに少しの元気が無い子もアゲハチョウのことを伝えると、一気に笑顔になりお部屋に入る姿が見られました。

早朝のところではまだ生まれたてでシワになっていた羽も、朝の会の時間にはピンと伸びてパタパタ羽を動かす練習をしていました。動いてるアゲハチョウに大興奮の子どもたち。自然と「頑張れ頑張れ!」と飛ぶ練習をしているアゲハチョウを応援する声が上がります。

お昼頃にはすっかり羽も伸びてパタパタ綺麗な羽を動かして上手に飛べるようになっていました。上手に飛べるようになったアゲハチョウですが、子どもたちに園庭に離してあげるのはどうかと提案すると、子どもたちから色々な意見が上がります。

半日ですっかり愛着も湧いているのでさみしい気持ちもある子もいますが、このまま狭いところにいるのは可哀想だから離してあげよう、とみんなで園庭に離してあげることにしました。

子どもたちからの意見で園庭に新しく出来た虹ストリートの小道で離してあげることにしました。お花がいっぱいだからきっと喜ぶねと意気揚々です。

最初は恐る恐るでしたが、元気いっぱいに羽ばたくアゲハチョウを見て子どもたちも嬉しそうにしていました。「またね!」「元気でね」と空を飛ぶアゲハチョウを子どもたちで見送りました。

(年中組担任 月岡茜)