年長組にはうさぎのみみちゃんがいます。子どもたちはみみちゃんのことがとても大好きです。年長組になった時には、大きな声で話かけたり、おもちゃを近づけたり、触ろうとしたりと興味津々でした。
みみちゃんと一緒に過ごすにあたり、みみちゃんの気持ちに変身しお約束を決めました。
みみちゃんスイッチオン!!!!
① 大きな声で話かけてくる子どもがいました。さあ、どんな気持ちになるかな?
→「怖い」「うるさい」「びっくりする」このような言葉があがりました。
ここから子どもたちとどのようにしたらみみちゃんは怖くないか、びっくりしないのか考え、みみちゃんには「優しい声で話す」「小さな声で話す」ということがあがり、そこから【優しい小さい声で話そう】という約束ができました。
みみちゃんスイッチオン!!!!
② さあ、みみちゃんのお家におもちゃを入れたり、お家をガシガシ揺らしてくる子どもがいました。さあ、どんな気持ちになるかな?
→「怖い」「嫌だ」「おもちゃを食べてお腹を壊しちゃう」このような言葉があがりました。
ここから子どもたちとどのようにしたら良いか考え、みみちゃんのお家には「おもちゃを入れない」「みみちゃんを怖がらせない」ということがあがり、そこから【みみちゃんのお家には、おもちゃをいれない、触らない】という約束ができました。
みみちゃんスイッチオン!!!!
③ さあ、みみちゃんにゲージの横からつんつんしてくる子どもがいました。さあ、どんな気持ちになるかな?
→「急に触られたらびっくりする」「噛まれちゃう」「嫌だ」という言葉があがりました。
ここから子どもたちとどのようにしたら良いか考え、みみちゃんを触りたくても「触らない」「指や手はいれない」ということがあがり、そこから【みみちゃんには触らない】という約束ができました。
みみちゃんの気持ちになって考えることで自分たちの意見を出し、お約束をすることができました。可愛いみみちゃんと一緒に過ごすためにお約束をして楽しく過ごしていきましょうね。
毎朝「おはよう」「元気?」と話す子どもたちの姿からみみちゃんの気持ちになってみると毎日お話ししてくれ、嬉しいだろうなと思います。
みみちゃんが伸びて寝ていると子どもたちは「見てみて、なんだか伸びているよ。大丈夫かな」と心配しており、「みんながお約束を守って、みみちゃんを優しくお世話しているからリラックスして伸びているのだと思うよ」と伝えると、笑顔で見守る姿もありました。
みみちゃんが大好きで優しくしてくれる皆に明日も会えるのを楽しみにしています。
(年長組担任 小森)