久しぶりに夏のような日差しで、とてもいいお天気でしたね!

今日は短い時間ではありましたが、子ども園のお友だちみんな園庭に集まり、初めての運動会の全体練習を行いました。

自分のクラスがどこに並ぶのかなどイメージをし、いよいよ運動会が始まることについてのお話をしました。

少しずつ各クラスでどんな曲を踊るのか、どんな衣装を着るのかなど話し、子どもたちの意識を運動会へと向けているところです。

運動会に対するわくわくやドキドキが、今日の全体練習でより一層高まったように、子どもたち真剣な表情から伝わってきました。

 

全体練習が終わりお部屋に戻ると、「明日運動会なの!?」「先生!絶対にかけっこ負けないから!」「うさぎ組は赤?白?どっち?」などと、もうすぐ運動会という意識はもちろんのこと、『うさぎ組』という『仲間意識』であったり、『絶対に勝ちたい!』という強い思いや負けたくない気持ちを持ち始めているように感じられました。

 

その中で、年中組は困っている子がいたら「優しく『大丈夫』と声をかける」こと、「『一緒に』助けてあげる」という、2学期の始業式で園長先生にお話いただいたことから、子どもたちにも日々の園生活や運動会の練習の中で変化が見られています。

例えば、運動会の練習では並ぶ場所がわからず困っている友だちがいたり、サッカーの試合で負けてしまい泣いている友だちがいると、「次勝てばいいんだよ!」「練習すれば絶対勝てるよ!」などと、担任が入らなくても自ら寄り添い、子ども同士で励まし合う姿がありました。日頃伝えている事を、しっかりと理解して自分のことだけでなく、他者への『思いやり』や『助け合い』の心が少しずつ成長していることを実感する場面が見られるようになり、担任としてとてもうれしく思います。

 

 

 

行事を通して、仲間とのつながりであったり、自分自身に対する強さなど、様々な成長がこれから見られること、とても楽しみですね。

これから本格的に運動会の練習が始まっていきますが、子どもたちの様子を見ながら、まずは無理のないように、そして楽しく、しかしその中でも本番で自分の力を出し切って、各競技の中で保護者の皆様にもたくさんの成長を感じていただけるよう、子どもたちと共に頑張って練習してまいりますので、温かく見守っていただけたらと思います。

(うさぎ組 福田)