縦割り保育で、子どもたちにいろんな教材を提供してみると、想像や工夫がたくさん見られます。最近、新しい鉛筆削りをだしてみると、順番に削って楽しんだり、どんどんかきやすくなることを体験しています。「このくらいでいいかな?」「もう、描けるよ」との声。先がとがりすぎると危ないことを伝えると、年少さんがやる時にお兄さん、お姉さんたちがよく見てくれています。教えてくれてありがとう、の感謝の気持ちが育っています。

ブロック遊びでは、お気に入りの作品ができて、「明日もこの続きがしたいから、壊したくないな」という言葉が聞こえました。この気持ちを明日もつなげてあげたいと思い、次の日様子を見ていたところ、「先生、昨日のブロックとっておいてある?」と第一声。その続きは、楽しい形へと変身していました。

フェルトとボタンを出してみると、構成遊びらしきものからどんどん変化していき、楽しい表現遊びになりました。これからも面白そうなものを保育に取り入れながら、子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思っています。

(長時間保育担任 土居)