昨日の夜から雨がふり、子ども達と今日の遠足は芋掘りにいけるかどうかを心配していました。
しかし、子ども達の「行きたい」という思いが強く、なんと雨が止んでいました。
職員間で芋掘りに行くのか、水族館にいくのか相談し、もしかしたら農園でお弁当が食べられないかもしれないが、芋掘りにいけると思い、芋掘りに行きました。
芋掘りに行くということを伝えると子ども達は大喜び。
年長組は今までの2年間天候に恵まれず、今年が初めての芋掘りということでとても興奮をしていました。
バス内では、国旗当てクイズ、ピコピコテレパシー、なぞなぞ、やきいもグーチーパーなど楽しく過ごしながら農園まで向かいました。
農園につくと、子どもたちは足で土の感触を踏みしめ、「ふわふわしてる」「歩きにくい」と話しながら歩いていました。
さあ、芋掘りを始めましょうとなったときの子ども達は・・・
「つるをひっぱれば、芋は抜けるのかな?」「どこに芋はあるのかな?」など初めて芋掘りをするお子様はどうやって芋を掘ればよいのかわからないということがありました。
農園の方や先生、お手伝いで来てくださった父の会のお父様から「周りの土をたくさん掘っていくと芋が見えてくるよ。まずは周りの土を掘りましょう」とやり方を聞くとそのあとの子ども達は一生懸命に土を掘り、芋を見つけたときは「あった!!」ととても喜んでいました。
細長いもの、自分の顔よりも大きいもの、大小様々で色々な形の芋を掘ることができました。
また、掘っている途中に土の中から幼虫を見つけ、子ども達は何の幼虫だろうと興味津々でみていました。
芋袋の中が芋でいっぱいになり、バスの近くに置いてあった段ボールまで一生懸命持って大切に入れて、園に戻ってきました。
帰りのバスでは、近くに座っている友だち同士で芋の話しをしていたり、スイートポテトを作ってもらうなどどうやって食べるかということも話していました。疲れてしまって寝ている子もいましたが、園に着くとお腹すいたと言い、お家の方が作ってくださったお弁当を食べて、元気いっぱいになっていました。
農園に行って、自分で芋を掘るということがどれだけ大変なのかということを知った子ども達。
農家の人たちが一生懸命に育てて、自分たちの口に入っているということを実感し、残さずに食べるようにできたら良いなと思っております。
年少組のお友だちは、来年、年中組になったときに行けることを楽しみにしていてくださいね。
平日にも関わらず、お手伝いをしてくださった父の会のお父様、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。
(長時間保育担任 髙橋)