日中は汗ばむほどの季節となってきましたが、強い日差しに負けないくらい、子どもたちは元気いっぱいです。

外遊びでは、冷たい水が心地よく感じ、子どもたちは砂場まで運ぶことに大忙しです。「もっとおみずもってきて!」と元気な声が飛び交います。まず、掘った穴に水を溜めて、大きな池が完成します。そこから川が流れ、途中の山に汽車が走ります。なんだか地形の誕生を見ているようで感心をしてしまいました。

また、藤の葉やつるを拾ってケーキをつくっていたり、季節の自然と触れ合いながらも遊びを充実させているようです。

 

先日、年中組さんは新しく始まったデイリープログラム「クッキング」の練習として、「小麦粉粘土」をしました。子どもたちは、三角巾やスモックも着て準備万端。小麦粉とは何なのか?どういった料理に使われているのか?お友だちと話し合いました。いざ、先生の手から小麦粉粘土がわたると「わあ!」「きもちいい!」と歓声があがりました。中には、「いいにおい!」「おいしそう…」とお腹をすかせてしまう子も。「これがうどんやパンになるんだ…」と不思議そうに首をかしげ、クッキングに対してさらに興味が深まったようでした。

普段使っている油粘土の感触や匂いと比べ、楽しんでいる姿が見られました。

 

 

最近の年中組さんは「やってみたい!」という意欲に溢れ、どんなことにも果敢にチャレンジしています。その気持ちをしっかりと受け止め、共に楽しみながら見守っていきたいと思います。

(うさぎ組 西村)