本日は大雨に強風に朝から荒れたお天気でしたね。

じとっとした1日となりましたが、年中組のお友だちは今日を待ちに待っていました。ずっと楽しみにしていた廃材を使った制作を行いました。

3日ほど前から「せんせい、これでなにをつくるの~?」と何度も聞きにくる姿があり、毎朝「せんせい!きょうはこんなはこをもってきたよ!」「ぼくはこんなのもってきたよ!」などとたくさんの廃材を持ってきてくれました。

保護者の皆様、子どもたちのためにご協力をいただき、ありがとうございました。

 

 

今回は廃材で作ったものを壁面として飾る為に、6月の梅雨の時期について考えながら制作を行いました。

まずは、『梅雨』の気候の特徴についてみんなで意見交換です。

最初は「『つゆ』ってなにかな?」と聞くと、「ちゃいろい!」「うどん!」という声も上がりました。子どもたちらしい、かわいい意見ですね♪

最初は『梅雨』というひとつのテーマから自分自身が思う『梅雨』を述べていたので色々な意見がありましたが、どんな答えもその子のイメージとして受け止め、お互いの考えを出し合う中で、最終的には一人一人が自分の中で『梅雨』とは何かについて理解し、制作に取り組む姿が見られました。

『梅雨』について子どもたちからどのような意見が出るのかドキドキワクワクしていましたが、『6月』について少しずつ写真を見せたりとヒントを出していくことで、どんどんイメージが膨らみ6月の季節で感じたことについても意見が上がりました。

 

『梅雨』についてイメージを持ち、いよいよ制作活動の始まりです!

子どもたちの目はキラキラと輝き、集まった廃材の山に大注目でした。

 

子どもたちの発想や、イメージしていることは本当に豊かで、おもしろいものも多く、

こんなことも知っているんだと私たちも新たな子どもたちの成長に触れられる場面が多々あり、とても楽しい活動となりました。

子どもたちも初めての廃材制作を通して、『梅雨』に親しみながら自分の意見を述べて、他者の意見からも影響を受けてイメージが広がり、思いのままに大型の制作物を作り上げる喜びや楽しさを感じることが出来たことと思います。さらに、制作過程で使う道具についても、「はさみは切るもの」、「色鉛筆やクレヨン、ペンは描くもの・塗るもの」、「テープやのり・ボンドは物と物をくっつけるもの」と何をするための道具なのかについても理解し、想像するものを形として表現する活動となりました。

 

活動を終え、子どもたちからも「またやりたい!」「次は〇〇を作りたい!」などという声がたくさん上がりました。

これから梅雨になると、雨の日が続きなかなか外に出ることが難しい日もあるかとは思いますが、今回のように廃材を使って部屋でも思いきり表現の出来る、楽しい活動を取り入れていきたいと思います。   (うさぎ組 福田)