園庭の畑でたくさんの里いもが収穫できました。長時間保育のお友だちがきれいに洗ってくれて給食室に届けてくれました。今年は里いもで何を作ろうかな。と考えていると園長先生より、ふるさとである福島県の芋煮会のお話を伺いました。里いもやいろいろな食材が収穫されたことに感謝し、大きな鍋で芋煮を作り皆で食べるのだそうです。芋煮は牛肉やしょうゆを使う山形県でも広く親しまれています。福島県の芋煮は、里いものほかに大根、人参、白菜、豆腐、ごぼう、こんにゃく、長ねぎ等たくさんの材料を使ってみそ味で仕上げます。そして、牛肉ではなく、豚肉や鶏肉を使って作ります。新渡戸文化子ども園のお友だちにも食べさせてあげたいと思い、園長先生にお願いをして、園長先生のお母さま直伝のレシピを教えていただき、園長先生と一緒に作りました。たくさんのお友だちが園長先生が給食室でお料理をしている姿に驚きとても嬉しそうに窓からのぞいていました。ことり組さんの給食の時間では、あっという間におかわりでなくなってしまい、こぐま組さんからおすそ分けしていただいた分まですぐに売り切れてしまったそうです。今日の芋煮は、里芋を育てた新渡戸文化子ども園のみんなの愛情とおいしく料理をしてくださった園長先生や給食のスタッフのたくさんの愛情が入っていたので何倍もおいしくなったのだと思います。(管理栄養士 鮑子)
芋煮の材料です。たくさんの種類が入り栄養満点!
食べやすい大きさに切っていきます。
豚肉や野菜を油で炒め、だし汁で煮込み、みそを加えて仕上げます。大きな鍋いっぱいにできあがりました。
福島芋煮 ごはん つくね焼き 野菜のおかか和え リンゴゼリー
<長時間 補食>
磯辺もち 牛乳