今日は朝から雨が降り続き登園する子どもたちはみんな
「先生、明日の芋ほり遠足だいじょうぶかな?」「僕予報で雨だって聞いたよ」
と話しながら保育室へ入ってきました。そんな子どもたちとどうしたら明日のお芋ほりが晴れるか相談をして
お部屋の中で製作を行いました。
以前、運動会の前日の金曜日にはてるてる坊主をたくさん作ったので
今日は白い紙に“明日晴れますように”思いをこめて、てるてる坊主や、お芋ほり、バスさまざまな絵を描き飾りました。
ただ白い紙だけでは寂しいのでその後、切り絵の活動をだしハートやダイヤさまざまな形をはさみで切りぬいて
飾りも作りました。
はじめは保育者が用意した折り紙を切っているだけでしたが、「先生色を塗ってみてもいい?」「カラフルなハートにしたらどうかな?」
子どもたちから素敵な提案がどんどんとでてきてうさぎ組の窓はどんどん賑やかになっていきました。
途中、製作をしている中で小さなダイヤに色を塗ろうとして「先生、紙がくしゃってなってうまくできないよ」と伝えてきた男の子に「そっか難しいね、どうしたらうまく塗れるかな?○○くんのいい頭で考えてみようか」と声を掛け見守ると一生懸命考え、あれこれ工夫して…
ついに「そうだ!紙を切る前に塗っちゃえばいいんだ」と閃いた男の子はとても満足気で、できあがったダイヤを大切そうにみんなに見せてまわっていました。難しいことに直面しても自分で考え工夫する、素敵なことですね。
どうかみんなの思いが届いて明日はいいお天気になり、お芋ほり遠足に行けますように。(うさぎ 三井)