よく晴れた今日は、新渡戸文化子ども園の卒園式でした。
2月の発表会の頃から、卒園の日が近付いていることが寂しくて、先生達は何かと涙もろくなっていましたが、子ども達は今日まで毎日、お友達と好きな遊びをしたり、大好きなお給食をたくさんおかわりしたりと、いつもと変わらない生活をしていました。
今朝も「おはようございます!」と普段どおりの元気な声で登園してきた子ども達。ブレザーにコサージュを付けてもらうと、これから卒園式が始まるのだという実感が湧いてきたようで、少しずつ卒園生らしい表情に変わっていきました。
卒園式が始まると、一人ひとりが堂々と花道を歩き、ホールに入場しました。
花道の前に立ち、卒園生を迎える担任は、一年間の思い出が次から次に浮かんできて、自然と涙が溢れてしまいました。
証書授与では、全員が自信に満ちた表情で、園長先生のお顔をしっかりとみつめていましたね。立派な姿を見ていたら、別れの時を寂しく思うのと共に、この38人だったら、素敵な小学生になるだろうと確信致しました。
今年の卒園式では、新しい試みとして、子ども達の成長を振り返るDVD鑑賞も致しました。笑って、泣いて、のDVDだったので、上映が終わった時には、色々な気持ちで胸が一杯になってしまいました。
ホールを退場するまで一生懸命頑張った子ども達。保育室では、泣いている担任に「もう先生ったら、泣いてばっかり!」と子どもたちが注意するなど、短い時間ではありましたが、最後にまたいつも通りのクラスの時を過ごすことが出来ました。
保護者の皆様が開いてくださった謝恩会では、子どもたちからお別れの言葉や歌をプレゼントしてもらいました。歌っている時の子どもたちは、皆最高の笑顔で、この良き日を、一緒に迎えられたことをとても嬉しく思いました。保護者の皆様、素敵な会を開いてくださり、本当にありがとうございました。
3月の間、長時間保育やお稽古はありますが、全員が揃うのは今日が最後ということで、今日の子ども園日記は大好きな子ども達へのメッセージで締めくくりたいと思います。
ゆりぐみ・ばらぐみのおともだち、ごそつえんおめでとうございます。しょうがくせいになっても、えがおでともだちをたくさんつくってください!きょうりょくするきもち、かんしゃするきもちをいつもわすれずに!
(ゆりぐみ 鴨志田)