朝からしとしとと雨が降り続いた今日は、新渡戸文化学園の「創立記念日」
幼稚園タイプの子どもたちはお休みでしたが、長時間タイプの子どもたちは今日も元気にご挨拶をして子ども園にきてくれました。
朝のお集まりの際、子どもたちに「今日は10月16日、なんの日か知ってるかな?」と尋ねると「子ども園のお誕生日!」「子ども園が生まれた日!お祝いの日だよ」という可愛らしい答えが返ってきました。
そんな今日は朝から縦割り保育で“異年齢のかかわり”“助け合い”が随所にみられる日でした。
クッキー屋さんをしたり、どんぐり駒まわしをしたり…
同じ学年同士ではなく、年少・年中・年長さまざまなお友だちとの関わりを楽しんでいました。
特に年長さんはやっぱりお兄さん、お姉さん!
お支度に困ってしまって「ねぇ先生~」と話しかける声に振りぬくと私より先に年長のお姉さんが走っていって
「どうしたの?」と声をかける姿がありました。すぐに駆けつける優しい気持ちが本当に素晴らしいなと感じた瞬間でした。
そしてお支度が終わると、「ねぇ○○ちゃん抱っこして」と甘える年少さんを大事に大事に抱っこしてあげる○○ちゃんなのでした。
しかし、年中さんの“優しい心”も年長さんに負けていません。
昼食の時間、デザートのヨーグルトのふたが開けられず「先生あかないよ、こっちきて」と伝える年少さんに「今いくね」と声を掛け向かおうとすると
「僕できる!貸して!」という頼もしい声が!
あっという間にふたを開け「はいどうぞ!」とヨーグルトを渡してあげる優しい年中組さんでした。
ヨーグルトを両手で大事に受け取り、とても嬉しそうに「ありがとう」と伝える年少さんのきらきらとした蔓延の笑みをみて
こういう経験を通して憧れの気持ちが育ち、助け合える心の優しい子どもたちが育っていくのだろうなと改めて感じました。(三井)