<ぱんだ組>
今年のテーマ『家族』。お母さんのために仲間と力を合わせて戦う「さるかに合戦」のお話はぱんだ組の子どもたちのお気に入りです。このお話をもとに作品を作りました。カニの子どもたちとカキの実は個人製作です。カニの子どもたちを一人一人が好きな色を選んで、目や口を貼り、個性が出た作品となりました。「いじわるなさるさんをやっつける!」とはち、うす、くりでなりたいものに変身し、お話の世界を楽しんでいました。そしてみんなで力を合わせてカキの木を共同制作しています。筆で色を塗り、木になっていく過程を喜びながら作り、自分の作ったカキの実を好きなところにつけていました。みんなで力を合わせることを通じてぱんだ組のお友だち同士との絆も強くなったように思います。
作品展当日はたくさんの方に、自分たちの作品を見てもらうことが出来、誉められ、笑顔を見せてくれました。
お忙しい中、保護者の皆様、ご来園くださり、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
今日からまた、元気に色々なものをつくったりして遊びましょうね。
(ぱんだ組 担任 松田 日沖 大山)
<こあら組>
1月に入りこあら組のお友だちが4人に増えました。作品展でどんなものを楽しく作れるか、何をみていただきたいか考えると、やはり、日々の保育ブロックなどを出すを必ず電車、バスに見立てて遊んでいます。作った乗り物を「パパ、ママに見せたい」とつぶやいていることも多かったので、ぜひ作品展で自分の組み立てた乗り物をみていただきたいと思いました。また、手形をとることが楽しかったので、たくさんとった手形を使って手形アート(動物)を行いました。絵の具の感触を存分に楽しみながら、ゾウやぶた、きりんなどになっていくところを見ると不思議そうにしながらも胸に嬉しそうに抱えたり、笑って眺めたりしていました。
作品展当日、たくさんの笑顔を浮かべながら家族みんなで作品をみている姿がとても微笑ましかったです。
保護者の皆様、お忙しい中、ご来園くださり本当にありがとうございます。
(こあら組 松田)
<年少組>
今年のテーマは「家族」。年少組の子どもたちは、絵本が大好きで今までもたくさんの絵本を読んできました。子どもたちが大好きな絵本をもとに家族を表現しました。
年少組の子どもたちにとっては、初めての作品展で一人ひとりの作品は勿論、みんなで協力して作り上げる共同製作も取り組みました。
子どもたちが作り上げた作品全て「選ぶ」という経験を行っています。最初は、少しの種類から選んでもらい、様々な製作を通して徐々に選ぶ種類も増やして行きました。一年間を通してプロジェクト保育を取り入れ、好きな色を選ぶことや好きな大きさ、好きなものなど選び子どもたちの思いや発想を引き出せるようになってきました。
子どもたち1人ひとりの「こうしたい」という個性があり、一生懸命表現しておりました。また、共同製作ではみんなで協力をして作り上げることを学びました。初めは、「疲れちゃった」と言う声もありましたが、作品展が近づくにつれ「頑張る」気持ちが芽生え、1人が一生懸命貼っていると少しずつ手伝う様子も見られました。
作品展当日は、保護者の方に見てもらえた喜び、自分で作った作品を一生懸命伝え喜んでもらえた嬉しそうな表情でいっぱいでした。
本日は、お忙しい中お越し下さいましてありがとうございました。たくさんの方に年少組の作品を見ていただき嬉しい気持ちでいっぱいです。感謝申し上げます。
廃材集めのご協力ありがとうございました。
また、今日から元気に子ども園で過ごしましょうね。
(年少組担任 小山・野沢・武藤・青木)
<年中組>
土曜日の作品展に足をお運びいただきまして、誠にありがとうございました。
夏の暑い時期に、あの大きな手形の「OHANA」を作ったときから始まった作品作り。今回は子ども園の今年度のテーマ「家族」から、年中組では運動会で取り組んだハワイアンの曲のダンスからテーマを落とし込み、「家族=オハナ」そして「ALOHA」と言う言葉にスポットを置き、ひとつひとつの作品に思いを込めて完成させました。
たくさんの行事を経験し、体も心も大きくなった年中組の子どもたち。「考える力」も大きく育ったと今回の作品展を通して感じました。廃材のお家を作るにも、「しっかりくっつけたいから多めにテープを貼ろう」と、テープの使い方を工夫し、大きなかぶを作るにも、「このペットボトル押さえてて!」「わたしがテープを貼るね!」などと友だちと声を掛け合い、協力し合いながら製作方法を考える姿が見られました。
そして 、作品展当日も一生懸命作った自分の作品を、自信をもって保護者の方へ説明をしようとするその姿に大きな成長を感じました。
どの作品にも、「OHANA=家族」と言うテーマに親しんで、そこから思い思いの想像を膨らませて考え、自分で「こうやりたい」「もっとこうしたい」と生き生きと興味を持って、製作活動を行い、みんなで作り上げた作品展であったと感じます。
作品作りを通して、創造力や表現力、そして共同制作を行ったことで育まれた協調性など様々な部分で成長が感じられました。その中で、友だちと一緒に活動することで互いに助け合い、刺激し合いながら共に育っていく姿が見られました。そしてこれは子ども同士だけでなく、子どもの姿から私たち担任もたくさんのことを学び、子どもと共に育つことが出来たのではないかと強く感じます。
そして保護者の皆様、廃材収集にご協力いただき、誠にありがとうございました。子どもたちは目をキラキラさせて廃材を選び、作品を作ることができました。
年中組で過ごす残り2ヶ月の時間も、クラス一同「OHANA」のように手を取り合って、たくさんの思い出を作っていきたいと思っております。
本当にありがとうございました。
(年中組担任 丹野・福田)
<年長組>
先日は皆様お誘い合わせのうえ、作品展にお越しくださいまして誠にありがとうございました。
今年度の作品展のテーマは〝家族〟 作品展に向けての活動をはじめるにあたり、どのようなものを製作しようか、まず子どもたちと話し合いを行いました。子どもたちから1番多くあがってきた意見は、12月のクリスマス発表会で演じた“浦島太郎の世界が作りたい”でした。きっと子どもたちにとって大きな自信がついた行事でしたのでしょう、浦島太郎のお話をするときはとても嬉しそうです。そんな楽しかった発表会の思い出を“製作”という形でも表現することにしました。また、今年度は「家族」というテーマで、新渡戸文化子ども園みんなで一緒に1つの作品展をつくるんだよと話すと「家族のみんなの役に立つ〝家電〟をつくりたい!」との声もあがり、それじゃあと就学を見据え〝企画書〟をもちいた製作を提案しました。そして、企画書を元にどんなものが必要か自分たちで考え、廃材を多くもちより友達と相談しながら楽しんで廃材製作を行うことができましたね。保護者のみなさまには本当に数多くの廃材をご提供いただき、ありがとうございました。誰かのために頑張る子どもたちの作品はどれも生き生きと表現されていてご来場いただいた皆様にもお褒めの言葉をたくさんいただきました。
そんな子どもたちと決めた年長組としてのサブテーマは〝過去から未来へ〟 卒園を目前に控え、未来へと旅立っていく子どもたちの夢と希望を詰め込みたい、そしてクリスマス発表会でがんばった浦島太郎なら子どもたちものびのびと表現できるのではないかと思いこのテーマを子どもたちに提案すると、「いいと思う!やってみたい!」と即答でした。
実際にご覧いただいた作品の数々は全て子どもたちと話し合い作り上げたものになります。どの子たちも積極的に取り組んでくれる姿に4月からの成長を感じ、頼もしさを感じました。中でも1番の大作は大きな竜宮城。あの大きな竜宮城は、ダンボールを持ってくるところから子どもたちと始めました。時間を決めて取りに行くというよりは外遊び後「竜宮城を作るのにダンボールが必要なんだけど数が多くて…手伝ってくれる人いないかなぁ…」という先生の呟きをきいてほぼ全員が手をあげてくれ、結局みんなで取りに行くことになりました。与えられた材料ではなく、自ら調達しさらに吟味したものを使用するという、これまでの成長の集大成の姿でした。段ボールを組み立てる際にはテープの貼り方に工夫をし、「より丈夫な建物を!」と張り切っておりました。色付けをした際には、床が絵の具で汚れてしまうこともありましたが、子どもたちは誰に言われるでもなく自ら雑巾を持ってきて「先生、手伝うよ!」と自主的に拭き掃除をする子もおり、最高学年として頼もしい姿が見られました。
その他にも子どもたちのこだわりがたくさんつまった作品がたくさん完成し、無事に当日を迎えることができました。子どもたち1人1人の意見を取り入れた作品展でしたので、作品数も多く保育者としては様子をみて数を減らそうと思っておりましたが、子どもたちは楽しんで参加してくれたようで毎日帰りの会では「先生明日は何を作るの?」とわくわくしながら聞いてくれました。「無理しなくていいよ、楽しいところまでやってね」と声掛けにも、いつも「大丈夫!楽しいからやってるんだよー♫」という言葉に仲間と共に1つのものを作り上げる楽しさを実感してくれている様子もみられ嬉しく思いました。
当日には、ご来園いただいた皆様に温かいお言葉をたくさんいただき、作品を通して子どもたちの成長を感じていただけたことは、担任としてもとても喜ばしい瞬間でした。作品展が終わりますと年長組は子ども園で生活するのも残りわずか。今回作品展で得た自信をさらに大きく伸ばし、子どもたち1人1人が胸をはって卒園式を迎えられるよう、引き続き丁寧に進めてまいりたいと思います。(年長組担任 三井・西村)
<長時間>
今回、長時間保育では、プロジェクト保育を行いながら、デイリープログラムの紹介とグループの名前にちなんだものということを行いました。各グループ子ども達と一緒に話し合いながら行いました。
やま:体操 そら:英会話 つき:リトミック、クッキング ほし:サッカー
≪やまグループ≫
グループにちなんだ「やま」とデイリープログラムの「体操」を紹介すると決まり、まず子ども達と何を行っているのか、どのように紹介をするのかについて話し合いをしました。作るものが決まると次はどの素材で作るかについての話し合いです。様々な素材を使って制作を経験してきた年中組、年長組からはたくさんのアイディアがでました。お兄さん、お姉さんの言葉を聞いて年少組も笑顔で同じように答える姿も。制作を行う中で、上手にいかないときには別の方法を考えながら行い、完成を目指しました。いつも使っている鉄棒やなわとびが完成すると乗ってみたい、跳んでみたい気持ちが見られ、楽しみながら行うことができました。(成瀬)
≪そらグループ≫
今回、英会話の紹介で動画を撮って紹介するという新しいことにも挑戦することもできることを伝えたところ、「やりたい!」と一斉に話していました。いつもどのような歌を歌っているのかを出し合い、年少組でもできるものということで1.Hello Song 2.Head shoulders Knees And Toes 3.ABC Songの3曲をビデオで撮ることにしました。撮る日にちを決め、その前に何度か練習をして、いざ本番。みんなの楽しそうなビデオを撮ることができました。また、担任が人文字というものがあるのを見つけ、面白そうということもあり、みんなに相談をすると、とても興味を持ち、5日かけて写真を撮りました。撮ったら確認を繰り返し行いました。
最後にグループ名にちなんだものでは、自分なりに考えた形と名前の雲を考えて、作りました。
今回、年長組からリーダーを決め、担任からリーダーにまずは相談し、その後みんなに話をするということをし、グループ一丸となって行うことができました。ビデオを撮るとき、リーダーは監督だから見てるといい、見ている場面もあり、子ども達と楽しく行うことができました。(髙橋)
≪つきグループ≫
クッキングとリトミックの展示を行いました。子ども達の「プログラムの楽しいところ」「プログラムの好きなところ」を表現したい!という部分が少しでも伝えられたらと思います。子ども達と様々なアイディアを出しあい、異年齢クラスならではの作品になったと思います。
また、つきグループの名前にちなんだお月様のモチーフも制作しました。子ども達と月の形について話し合い、今回はまんまるお月様を新聞紙と色紙、テープを使い、作り上げました。月の形が色々な形があるということを発見することができました。(月岡)
≪ほしグループ≫
サッカーの紹介としていつも試合で使っているサッカーゴールを作りました。写真を参考に色や骨組みを考え、出来上がるとすぐにサッカーごっこをするくらいに完成を喜んでいました。
グループにちなんでコーナー遊びで作った「オリジナル星座」は黒画用紙に貼った星と星を線でつなぎ、楽しんで行いました。
「○○座」という響きに面白さを感じながら年少組には今回の製作から星座について知り、興味を持った子もいました。また、サッカーと合体して子ども達から出た案の「サッカーボール座」の製作も実現しました。子ども達の豊かな作品から日々の園生活の様子や成長を感じていただけましたら幸いです。
≪プレスクール≫
長時間保育年長組は、午睡がなくなった運動会後の10月より毎日プレスクールを行っていました。毎週木曜日と金曜日の2日は「アートの日」として行っていました。(木曜日は英語でアートを行っています)
そこで、作品展に向けてのプロジェクト保育が始まりました。今回のテーマ「家族」を受けて何を作るか、どのように作るかなど子ども達と話し合い「お家の方やたくさんのお客様が入ることができる大きなお家を作る」ということに決定!
段ボールを積み上げてできたレンガのお家は当日、子ども達の思いが伝わったようにたくさんのお客様や小さな子にも大人気でした。
1人では、できなかったこともみんなで協力して成し遂げることができる、それぞれ得意なこと苦手なことがあり、その個性を大事にしながら同じ目標に向かって進んでいくことの大切さを子ども自身が感じ、学んでいったことと思います。
卒園まであと1か月。プレスクールでの子ども達の成長が楽しみです。(石澤)
先日・当日準備、片付けでご協力いただきました父の会の皆様、本当にありがとうございました。
(新渡戸文化子ども園)