今日は、久しぶりに暖かくなり、とても過ごしやすい陽気でした。

子どもたちも外で元気いっぱい、頬も真っ赤にして遊ぶ姿が見られました。

 

先日のクリスマス発表会が終わり、ふと4月を振り返ってみると、現在の子どもたちの様子から改めて子どもたちの成長を感じました。

運動会、発表会と、大きな行事を積み重ねていくことで、友だちと話し合う機会が増え、新たな友だちとの関わりもあり、よりクラス全体での団結力が深まっていることが日々の保育の中で感じられます。

 

 

1学期に比べて、何か困ったことがあると、担任の先生に聞きに来るということが減り、その分まずは近くの友だちに聞いてみることや、周りの友だちが気づいたら声をかけて助けてあげる姿が多くなりました。

先日行った『雪だるま』の制作では、上手くできない友だちがいるとすぐに作り方を教えてあげ、後から来た友だちにはこちらから何も言わなくても進んで教えてあげていました。

 

 

 

本日のデイリープログラムのサッカーでは、今までは試合中に他のことに気を取られてしまう姿もありましたが、今日のサッカーでは、「応援チームだよ!」「友だちの上手な所を見つけるんだよ!」などと自分たちで積極的に声を掛け合って、誰一人遊ぶことなく全力で応援する姿が見られました。

試合中にも、ボールを一生懸命に追いかけたり、同じチームの仲間にアドバイスをしたりと、勝負に勝ちたいという思いやどのようにすれば勝てるかという、『競争心』も強くなってきたようです。

 

 

 

 

また、リトミックや外遊びでは、特定の友だちとの関りだけでなく、今まであまり関わりのなかった友だちとの関りも増えたように感じます。発表会で同じ役になったこともあり、仲が深まっている様子が見られています。

新たな友だちとの関わりだけでなく、少人数で遊んでいたところも、大人数で鬼ごっこをしたりと、

人数の変化や、遊びの内容も一緒に遊ぶ友だちの影響から変わってくる姿も見られるようになりました。

 

 

 

他にも、普段は恥ずかしがり屋なお友だちも、発表会で大きな声でせりふを言うことが出来たという新たに自分の出来ることを発見したことで、新たに『やってみよう!』と挑戦している姿。

今までは出来ないとすぐに諦めていたことも、もう少しだけ頑張ってみようと続ける姿。

様々な姿から、挑戦してみようという思いや、諦めない気持ちも持ち始めていることを感じます。

そして、出来なことが達成した時のうれしそうな表情はとてもキラキラ輝いていますね。

こちらから伝えて成長していくことだけでなく、様々な活動を通して、自分たちで気づいたりお互いに良い影響を与え合って成長していく姿に、担任としても本当に感動いたします。

 

 

 

少しずつ出来ることも増え、こんなことも出来るのかと新たな発見もあり、出来たときの子どもたちのうれしそうな表情から、また一つ成長をしたことを感じます。

どんなに小さな『できた!』も、『大きな自信』につながっていくのですね。

これからも小さな出来たをたくさん汲み取り、子どもたちの大きな自信につなげていきたいと思います。

 

テントウムシが帽子に♪

 

寒さも本格的になっていき風邪をひきやすい時期なので、手洗いうがいをしっかり行い、残りの2学期も毎日楽しく元気に過ごしていきましょうね♪     (うさぎ組 福田)