厳しい暑さが続く毎日ですが、子ども園の子どもたちは元気いっぱいです。

毎日、水分補給を充分にしておりますが、子どもによって1回に飲む量が異なります。

「お歌を歌ったあとは1回ゴク、お外で遊んだあとは3回ゴクゴクゴクだよ」と伝えると、

「先生、喉が渇いたから5回ゴクゴクゴクゴクゴクしたよ!」と報告してくれ、

子どもたちと一緒に熱中症対策をしています。

 

本日の外遊びでは、年中組全員で裸足になりました。年中組さんは裸足で芝生にのることが初めて。

キラキラした顔で、期待に胸を膨らませている子もいれば、「本当に裸足になってもいいの?」と

慎重になる子も。足の裏から感じる芝生の心地よさや、草の匂いを存分に味わいました。

先週まではプール遊びがあり、水の気持ちよさを感じていましたが、

太陽の下で思い切り走って汗をかくことも、とても気持ちが良いですね。

 

 

お部屋に戻ってゆったりと遊ぶ場面でも、子どもたちから様々な工夫が見られます。

男の子の間で流行している「ヒーローごっこ」ですが、これまでは武器を持って

味方と共に戦うことがメインでしたが、今日はなんだか面白い会話が聞こえてきました…

 

「ねえねえ、いつもヒーローは戦って大変だから、今日はお休みの日にしない?」

「いいね!じゃあ今日はヒーローのパーティーにしよう!」

 

自分がなりたいヒーローの色をエプロンで表現し、パーティーの準備が始まりました。

食器をセッティングする人、お料理を作る人、招待状を書く人、それぞれ役割分担を決め、

とても賑やかな雰囲気となりました。

普段の遊びから新しい展開を提案し、一つのストーリーを作り上げるためにお友だちと協力をしている姿に

とても感心いたしました。

自分の意見を伝えるだけでなく、「それいいね!」と相手の意見も受け入れ遊びに取り入れることは、

昨年度から大きく成長した部分ですね。

素敵な子どもたちの姿を、あまりにも熱中して見ていたため

「先生、さっきから何でそんなに僕たちのことを見ているの?」と見つかってしまいました。

 

日々の子どもたち同士の関わりは、微笑ましい場面や、思わずクスッと笑ってしまう場面など、

宝箱のように輝き、成長していきます。

明日もどんな楽しいことが待っているでしょうか。

 

(うさぎ組 西村)