年長組は卒園が近付き、様々な活動も締めくくりの時を迎えています。昨日は最後のリトミックが終わり、明日は体育が最後となります。
そして、今日も最後のお料理実習が行われました。最後のお料理実習は、おみそを使って豚汁と焼きおにぎりをつくりました。今日お料理は1学期に作ったおみそを使いました。自分たちで大豆を潰し、塩と麹を混ぜたものがちゃんとおみそになったことに子ども達は大喜び。また今日のお料理実習で作ったお料理は年少組、年中組、そして自分たちの給食になるということで子ども達は大はりきりでお料理に臨みました。
お料理を始める前に給食室の鮑子先生が「今日はみんなが食べる給食になるので、心を込めておいしく作りましょうね。」とお話をしてくださいました。
実習が始まると子ども達は「年少組さんはお野菜大きいと食べにくいよね。小さく切ってあげよう!」「みんなおいしいって言ってくれるかな。」と食べてくれる人のことを思いながらお料理をしていました。お料理が終わると今度は、「先生早く給食こないかなぁ。」とみんな給食の時間が待ちきれない様子でした。
そしていよいよ待ちに待った給食の時間!焼きたての焼きおにぎりと、温かい豚汁がクラスに来ると「やったー!」「早く食べたーい!」「私大盛りにしてね!」と大喜びでした。いただきますをして、早速出来上がったものを食べた子ども達は「おいしー!」とお友達と顔を見合わせ満面の笑顔。自分たちで一生懸命作ったご飯の味は格別だったようです。
1年間を通して子ども達は色々なお料理をしました。また畑で育てた野菜を食べたりもしました。子ども達にとって身近で大切な「食」に触れ、それぞれに色々な事を感じてくれたと思います。これから巣立っていく子ども達にはこれからも「食」を大切に大きくなっていってほしいと思います。
(ばら組 中原)