芸術祭・文化祭・テストと様々イベント続きで思うように稽古量が確保できず、さらには今大会で夏のシード権に繋がる(オリンピックの影響で来春都大会中止)都大会に臨みました。そのうえ今回は高校・中学共に修学旅行中の為先輩たちの応援も無く、顧問も2名は引率で立ち合えず、私が大役を仰せつかり緊張感を内に秘め準備してきました。今回ばかりは本当に緊張・プレッシャーに息苦しいような一日でした。

新渡戸では稽古の中でポイントを二つに絞り、なるべくシンプルな部分のみ準備・意思統一を固めました。

そのため異様な緊張感が立ち込める中、あれこれ考えず何とか力を発揮することが出来たかと思います。新チームメンバーは派手さはなく大人しくまじめな選手が多いため、勝負に関しては正直不安でいっぱいでした。新渡戸では事前の稽古・意思統一を徹底したら、当日は極力選手たちの自主性にゆだねる方針のため、最小限の指示に留めて歯を食いしばり見守りました。一歩間違えば一気に総崩れとなるでしょう。

今回生徒たちは本当によく頑張りました。特に夏合宿で取り組んでいたものがここにきてようやく機能し始めた部分もあり、指導者としても大変良い勉強になりました。

しかし夏までには各校新戦力も加入し、今回の悔しさをバネに仕上げてくるはずです。最高のスタートを切れた勢いに乗って、次は決勝の舞台、さらには全中をも狙えるチームに向けて頑張ります。