創立100周年に向けて 100th anniversary
新渡戸文化学園は 2027年に創立100周年を迎えます。
1927年に創立された本学園は、2027年に創立100周年を迎えます。
国際社会で活躍された新渡戸稲造先生と森本厚吉先生の建学の精神を受け継ぎ、人格教育に力点をおく、常に生徒の立場に立った温かな学校運営をしてまいりました。
国際性や多様性、持続可能な開発目標(SDGs)など、変化の速い時代に合わせて、更に変革を続けてまいります。
次の100年に向けて新たな基軸を掲げ、日本中の学校が目標にする教育機関に進化することを目指します。
新渡戸文化学園 これまでの100年
- 1927
- 東京都文京区本郷に女子文化高等学院を創立
- 1928
- 新渡戸稲造先生が女子経済専門学校の初代校長へ
- 1931
- 付属校等女子校を設置
- 1946
- 幼稚園を開設
- 1947
- 中学校を開設
- 1950
- 短期大学を設置(家政科のちの生活学科)
- 1952
- 短期大学内に医学技術研究室を新設
- 1977
- 新渡戸文化学園 創立50周年
- 1980
- 同窓会発足50周年
- 2008
- 法人名を学校法人新渡戸文化学園に変更
- 2011
- アフタースクール開校
- 2013
- 幼稚園を子ども園に表記変更
- 2027
- 新渡戸文化学園 創立100周年
次の100年に向けて、新たな挑戦を続けていきます。
新渡戸文化学園 4つのチャレンジ
プロジェクト型学習
初代校長の新渡戸稲造先生は「教職員心得」において、『学課を授くるに智育のみに偏せざるよう思慮と判断力の養成に努むること』と記されました。 学園では今後、最先端のプロジェクト型の学習を中心に据えていきます。 社会課題を学習の起点に、児童・生徒・学生が「何のために学ぶか」を常に意識し、「自律型学習者」を育成します。
ICTの積極導入
「AI」「ICT」という言葉を新聞やテレビで見ない日はなく、まさに時代の変革を示す象徴的なキーワードです。 学園では、ICTを活用した教育を積極的に導入するとともに、アフタースクールでは放課後にもプログラミングやテクノロジーを活用したものづくりに取り組める環境整備をダイナミックに進めていきます。
学園緑化
AI時代においてこそ、「自然環境の大切さを感じる感性」や「人間にしかできない創造力」の育成がより一層重要になっていきます。 学園では、学園緑化や自然環境理解の機会の増大を通して、感性・創造性を育んでいきます。 また、農学博士であった新渡戸稲造先生の思いを胸に、学園内外で農や食にふれる機会を大幅に増やしていきます。
国際理解教育
日本人初の国際連盟事務次長を務められた新渡戸稲造先生は、当時の世界的な識者であったアインシュタインやキュリー夫人などと共に現ユネスコの前身となる国際知的協力委員会の設置にも尽力された、傑出した国際人でした。 このような新渡戸先生の魂を引き継ぐ学園として、ユネスコスクールへの加盟や多様性理解の教育等を通じ、国際理解教育を展開していきます。