中3、昨年度、コピックを使った授業を
Too.さんと一緒にVIVISTOPで行っていた学年です。
子どもたちと「今年は何から始めようかね〜」と話していたのですが、
ちょうど国語科で童話を書いているというので、
その挿絵を描くことを手がかりに始めていくことにしました。
こちらがその童話制作のきっかけになっているという公募展。
応募するしないは子どもたちの選択だそうです。
美術では童話作品に挿絵をつけてみるにあたって、
2つの問いを大事にしました。
1 挿絵ってなんだろう
2 自分に合った挿絵とは
谷川俊太郎さんと松本大洋さんの「かないくん」という絵本を導入に使ったり、
図書館に行って自分で気になった作品を手に取り見比べたり。
“挿絵”のイメージを深めます。
へぇ〜。なるほど・・・・。おもしろいなぁ。
童話を書き始めていることもあってか、
作品としての絵だけを見ているというよりも、
文章と絵を合わせてみたときにどういう効果があるのか、
絵がなかったらどうなるのか、イメージしているようでした。
ふむふむ。。
自分の童話作品にはこういう絵が合っているかも・・・
という視点から絵を描いていくことは
自分と自分でコミュニケーションしているみたいですね。
これもおもしろいなぁ。
そして、制作。
こんな感じ、描いてみた!と見せてくれました。
紙質を変えてみたり、画材を変えてみたり。
同じモチーフをいくつか描いてみたりして、試している様子がわかります。
素敵〜。
後ろにいる人たちも文章と絵の配置を考えて互いに相談し合っています。
童話のテーマも人それぞれ。
私には思いつかないものばかり、ワクワクしてしまいます!
そして、
なんと、この過程をVIVITAの笹川さんとお話ししていたら、
笹川さんが以前関わった編集者の方たちが興味を示してくれて
実際に本を編集する方と対話する機会が実現することに・・・!
岩波書店の編集者の方が来校してくださいます。
次回、その編集者さんのプロフィールを共有します。