図工って何をする時間?と尋ねると、
絵を描いたり、何かつくったする時間でしょう?と6年生。
「実はね、そうじゃないんだよ。」
え、どういうこと!?と困惑する6年生に、新聞紙を1枚渡しました。
「これを、ながーくできる??」
ながい、ながい!
ながーくしたら、吊るしてみたり、壁に貼ったりしてもいい。
あっという間に教室が変わってきた!!
廊下いってもいい!?と、しんぶんしは、どんどん伸びていく!!
新聞紙って気持ちいいかも!!
せーの!で新聞紙が舞うとすごいぞ!!!
きっかけは、「新聞紙を長くしてみる」ただそれだけ。
でもそこから、自分たちで新聞紙という材料と関わり、試して、何ができるか考えて、試して・・・を繰り返して、自分たちの価値をそこにつくり出していました。
友達と関わり合いながら、一緒に悩んで、考えて、共感したり、アイデアを出し合ったり。
この授業の様子を動画で振り返りながら
「図工って、これが大事なんだよ。」と、いう僕の想いをしっかり受け止めてくれた6年生。
図工の目的は絵を描くこと、ものをつくることではありません。それらを通じて、育まれるこれからの未来に必要な創造力、コミュニケーション力、共感する力、、、これ以外にも大切な力を育みます。
そんな図工のはじまりです。