VIVISTOPにある代表的な機材、レーザーカッター。
PCで図面を書けば、あとは機械が加工裁断してくれるとても便利な機械です。
ただ、レーザーカッターにも得意なこととそうでないこと、メリットやデメリットもあります。
同じように、これまでも学校にある道具、のこぎり、電動糸のこぎりも得意なことがあり、制作物によってはこちらの方が良い場面もたくさんあります。
テクノロジーは万能ではなく、あくまで選択肢。
6年生には、木を切ることを通じて、改めて道具の良さや、感覚を味わいながら、今後「選択」できるようになって欲しいと思っています。
今回はそんな「木を切る」授業です。
まずはチームで長さ1800mmの木材を等分にするミッション。
計測し、クランプを使って固定。
「これで大丈夫?」
「うん、いい感じ!」
「よし!切るよ!」
VIVISTOP内に木を切る音が響きます。
のこぎりで木を切る体験が、今回初めての人も多いようで、少し緊張しながら、でもその感触を楽しみながら、木を切っていきます。
木を切れたら、やすりがけ。分散登校時の教室のベンチづくりの経験をいかしてツルツルに!
途中から、電動糸のこぎりも登場!
刃の取り替えも自分たちでできるように覚えます。
久しぶりの機械に、「緊張するー!」の声もたくさん。
でも、みんな積極的にチャレンジ!
さらにレーザーカッターの体験も!
VIVISTOPを一緒につくっているVIVITA株式会社のソフトウェアVIVIWARE Shellをつかって、図面をつくります。
「おおー!切ってる切ってるー!」
木を切ることを通じて、たくさんの道具と出会い、感覚を味わうことのできる時間になりました。
木を切り出してみると、こんなモノをつくりたい!とアイデアがもくもく湧いてくる人も!
そして、ラスト10分は片付け、掃除をみんなで一生懸命に。
この姿も、とても嬉しかったです。
「木を切る」を知る時間、次回も続きます。僕もとても楽しみです!