▶︎前回の記事はこちら
https://www.nitobebunka.ac.jp/vivistop/中2-「心で感じて、写真と言葉でつなげよう」2/
前回、一眼レフで撮った写真に言葉を添えてみました。
写真とにらめっこしながら、
「しっくりきた言葉を添えられた!」という人がいれば
「なかなか選べなかった・・・」という人も。
今回は国語の授業で、言葉について少し考える時間をもちました。
テーマは、【 余白 で想像させる言葉 】。
まず目にしたのはいくつかの文字を使った作品。
▶︎クマのプーさんの知恵
▶︎スヌーピーの4コマ
▶︎ゲーテ格言集
▶︎伊勢物語の短歌
例えば、こんな感じ。
▶︎クマのプーさんの知恵 より
「忙しい日
今日は、とにかく
何かをしたくなる日なんだ。」
「そのうちね
いつも「そのうちね」
って言ってたら、
いつまでたっても何もできない。」
それぞれ横に小さな挿絵が添えられていますが、
ふむ・・・。なるほど、余韻を感じられます。
忙しいってどういう状態だっけ?
自分が「そのうち」って思ってること、あるかな?
思わず考えてしまいます。
今回はオンライン授業だったので、
なおさら自分と向き合いやすいという人もいたかもしれません。
そして、
いよいよ作品づくりへ。
ブレイクアウトルームに分かれはするものの、
中学2年生は割と個人個人の制作に没頭している雰囲気があります。
そうして出来上がったものがこちら。
雪の下、どんな風に遊んだんでしょうね。
歩行者も、自転車も、自動車も、猫も、カラスも。
何をみているのかな。どんな表情で撮ってるのかな。
言葉の配置や切り方に工夫が!
写真の向きや、言葉の後味。。。
前回は、
写真 → 言葉
の雰囲気が強かったですが、
今回は、
写真 ⇄ 言葉 とか、
写真と言葉 ⇄ 作品の外側の風景 とか、
写真と言葉 ⇄ 作品を目にする人 とか、
写真と言葉から生まれる関係性が広がってきた様子が
とっても素敵です!!
美術、国語、教科を問わずにいろんな視点から
感じかた や
みかた・考えかた を
じわりじわり深めている皆さん。
次へ続く。